なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ピンクネコヤナギ(ヤナギ科・ヤナギ属)落葉低木

2020-02-22 16:58:20 | 樹木
 2月14日、裏の畑に今年もピンクネコヤナギの花穂が出てきました。まだ芽鱗を被ったもの
や芽鱗を落としかけているのもありました。花穂は、ふわふわと白い毛がたくさん生えています。
先端の方は白く尖っていて、まだこれから伸びてきそうです。
 ネコヤナギの園芸種ということですが、ネコヤナギが銀白色の花穂をしているのに対して
これは、ピンクがかった色をしています。よく見ると白い毛の中に赤い葯をつけた雄しべが
ぎっしりと伸びてきているように見えます。もうすぐ花糸を伸ばして、黄色い花粉を出すの
でしょう。
 オマケ画像は、キュウリグサのロゼットです。


































コハコベ(ナデシコ科・ハコベ属)越年草

2020-02-09 16:10:52 | 草花
 立春を過ぎてから、この冬一番の寒さとなり、この辺りでもうっすらと雪が積もりました。
先日、裏の畑でコハコベの白い花が咲いているのを見つけました。
 直径6mmぐらいのとても小さな花で、まだぽつぽつと数個咲いていただけです。
花弁は5個ですが、2深裂しているので10個のように見えます。花弁の長さは、萼よりも
やや短いぐらいでした。萼の外側には、たくさんの毛が生えていました。
茎の色が紫色をしていましたので、ミドリハコベではなく、コハコベかと思いました。
 コハコベの雄しべの葯が赤い色をしていることに、初めて気がつきました。この赤い葯の
殻が破れて黄色い花粉を出します。
 雌しべの柱頭は、開花してすぐにはあまり開いていませんが、雄しべが花粉を出し終える
頃には、3裂して大きく開いていました。雄性先熟ということでしょうか?