なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

クコ(ナス科・クコ属)落葉低木

2018-10-31 19:26:03 | 樹木
 愛知川の土手の茂みの中で、クコの花を見つけました。
クコの枝は、1~2mで、稜があり、途中で枝分かれせず、弓なりにしなやかに伸びます。
葉は互生し、束生状についています。葉腋に淡紫色の花を2~3個つけます。花冠は長さ
1cm程の漏斗状で、上部は5裂します。5個の雄しべと、やや長い1個の雌しべが
見られます。
赤く熟す果実は、生薬やクコ酒として利用されます。



































ミチヤナギ(タデ科・ミチヤナギ属)一年草

2018-10-30 15:05:08 | 草花
 やっと見つけました! 愛知川の葉枝見橋の下に1箇所だけ生えていました。
ブロ友さまからミチヤナギという雑草を教えて頂き、道端などに普通に生えているとのこと
でした。それで、家から南や北に続く道の道端を連日探しましたが、見つかりませんでした。
曾根沼でも探しましたが、全くダメ。ネットで野田沼に生えているとのことで、初めて
野田沼の周りを歩きましたが、セイタカアワダチソウばかりで、見つかりません。
犬上川や芹川にも生えているとの情報もありましたが、ちょっと遠くて・・・。
ダメもとで、今日は、愛知川へ行ってみたのです。
 地上に立ち上がって、よく分枝して生えているそうですが、ここで見たものは、地上を
這うように伸びていました。花は、予想していたより小さかったです。
葉は互生して、1.5~3cmの線状披針形、托葉鞘は茎を抱き、葉柄とつながっています。
花は葉腋ごとに、1~5個ほどつきます。花被(萼)は緑色で、3mmほど、縁が白く、深く
5裂しています。そう果は、花被に殆ど包まれています。





































サルビア・アズレア(シソ科・アキギリ属)多年草

2018-10-24 17:10:20 | 園芸花
 サルビアの種類は、とても豊富で、近年園芸店でも、さまざまな色のサルビアが販売されて
います。みずの森植物園に植えられていたこのサルビア、公園の片隅の、あまり目立たない所に
咲いていたのですが、その明るい空色に心を奪われました。
宿根草ですが、しっかり成長すると、1.5m以上にもなり、自由奔放に茎を伸ばすそうです。
開花の時期は、サルビアの中では、遅い方で、晩夏から秋にかけて見頃になるということです。































ルリマツリモドキ(イソマツ科・ルリマツリモドキ属)多年草

2018-10-23 16:15:05 | 園芸花
 みずの森植物園で、鮮やかな青い小さな花をつけ、あちこちに枝を伸ばしている植物を
見つけました。名札を見ると、ルリマツリモドキとありました。
中国西部原産の園芸種のようです。茎の上部の葉腋に短い花序をつけ、花径1~2cm程の
花を次々と開花させていくそうです。冬は上部を枯らせ、宿根します。
ルリマツリというのは、また別の属の花だそうで、花の色は、こちらのモドキの方が美しく
見えます。






























シモツケ(バラ科・シモツケ属)落葉低木

2018-10-22 15:06:49 | 樹木
 昨日は、お天気がよかったので、久しぶりに草津の水生植物公園みずの森へ行って
きました。今の時期、花はやや少なくなってきましたが、それでも、何種類かの秋の
花を楽しむことが出来ました。
 シモツケの花がまだ咲き残っていました。1m程の株立ちになる落葉低木です。
枝先に散房花序を出し、直径3~6mmの小さな花をたくさんつける薄紅色の花です。
たくさんの雄しべが花弁よりも長く突き出し、華やかな感じがします。
葉は互生していて、3~8cmの長さ、縁は不揃いな重鋸歯があります。