なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

イロハカエデ(カエデ科・カエデ属)落葉高木・・の果実

2013-05-25 13:35:38 | 樹木
 この前まで、たくさんの小さな花をつけていたイロハカエデに、もう実が出来ています。
2枚のプロペラを持つ可愛い実は、ほんのり色づいたのもあり、熟して旅立つ日を待っているかのようです。
風にくるくると舞い落ちるのは、夏から初秋のかけての頃だそうです。



















                4月15日撮影 雌花?



                4月23日撮影 雄花?








ヤブタビラコ(キク科・ヤブタビラコ属)越年草

2013-05-24 13:37:23 | 草花
 愛知川河川敷の竹藪の縁にヤブタビラコが咲いていました。
ヤブタビラコは、水田の畦や、林縁などの湿地に生育し、薄暗い林縁にも生えています。藪に生えるタビラコという意味で
名づけられました。コオニタビラコと比べると、軟弱な印象があります。茎は斜上し、頭花は8mm程で、コオニタビラコ
より、やや小さいです。しかし、舌状花の数は、20個程度と多いです。(コオニは6~9個)
花の数はまばらで、花後頭花は下向きに曲がり、ころころした丸い感じになります。
種子には、コオニタビラコのような刺もなく、オニタビラコのような冠毛もついていません。
















トウバナ(シソ科・トウバナ属)多年草

2013-05-23 11:44:34 | 草花
 裏の畑のやや日当たりの悪い所にトウバナの花を見つけました。
スギナなどの雑草に混じって、薄紫の可愛いシソ科の花を積み上げたようにつけています。
草丈は、10~30cmぐらいで、茎には、殆ど毛がありません。茎の先端に花穂を作り、輪状に小型の唇形花を数段
つけます。名前はこの花穂の様子から「塔花」と名づけられました。
葉は卵形で、長さ1~3cm、短い葉柄があり、縁に鋸歯があります。
この花のよく似たイヌトウバナは、初秋か秋に咲きます。
















エゴノキ(エゴノキ科)落葉小高木

2013-05-22 08:43:10 | 樹木
 こんな所にエゴノキがあったとは、今まで気づいていなかったのですが、曽根沼公園駐車場の入り口近くに、たくさんの
白い花を咲かせていました。みんな垂れ下がって、俯きに花を開いています。蜂が何匹もひっきりなしに訪れていました。
花冠は深く5裂し、星状毛というのが密生しているそうです。雄しべは10本で、花柱は、雄しべより長く下に突き出して
います。植物体に有毒物質サポニンを含んでおり、その味が「えぐい」ので、エゴノキの名前がついたということです。
















タニウツギ(スイカズラ科)落葉低木

2013-05-21 12:55:19 | 花木
 今の季節、山裾の斜面にピンクのタニウツギの花がひときわ目をひきます。
タニウツギは、日本の固有種で、日本海側の山地に多く自生するそうです。
葉は、対生し、楕円形で、先端は鋭くとがり、縁には細かい鋸歯があります。枝先や葉腋に桃紅色の花を2~3個ずつ
つけます。花冠は、長さ2.5~3.5cmの漏斗形で、先は5裂しています。
雄しべは、5個あり、花筒とほぼ同じ長さです。花柱は1個で、花筒から少し突き出ています。
先に丸い雌しべがついています。