なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ヒメウズ(キンポウゲ科・オダマキ属)多年草

2020-03-26 13:36:32 | 草花
 草原の中に、すらりと細い花茎を高く伸ばしたヒメウズの花が見られるようになってきました。
花弁のように見える5枚は萼で、中に筒状に収まっているのが5枚の花弁です。
小さいながらも距もあって、花のつくりはオダマキに似ています。
花弁の中を覗いて見ると、黄色い花粉を出している雄しべが見られました。
 風に揺れるたおやかな風情がいいですね。







































カテンソウ(イラクサ科・カテンソウ属)多年草

2020-03-25 15:03:21 | 草花
 ミヤマハコベが咲いていた近くに、カテンソウも集まって生えていました。
 3年ほど前に、初めてこの花を覚えた時、雄しべがぴょこんと反り返って花粉を飛ばすのを
しゃがみこんでじっと待っていたのを思い出します。あの時は、薄い煙のような花粉が散る
瞬間を何度か見ることが出来ましたが、今回は見られませんでした。
 それでも、雄しべが反り返って、葯を思いっきり外に向けているのが、いくつか見られました。
5個の雄しべが1個ずつ反り返っていくようです。また、花粉を飛ばした後で、しばらくすると
もとのようにまるまって戻ってくるのがわかりました。
 雌花の方は雄花の下の葉腋についているそうですが、今回もよくわかりませんでした。






























ミヤマハコベ(ナデシコ科・ハコベ属)多年草

2020-03-22 14:56:09 | 草花
 愛知川河川敷の薄暗い木立の下で、久しぶりにミヤマハコベの花に出会いました。
数年前にこの辺りで初めて見つけて、大きなハコベがあるものだな・・と、びっくりした
花です。
 花の大きさは、直径1cm余りもありますが、形はまさしくハコベの花です。葉の形も
ハコベと同じですが、やはり大きいです。
 ミヤマハコベは山地の谷沿いなど湿り気のある場所に咲くことが多いそうですが、ここも
河川敷で木陰になっていてやや湿地なので、ミヤマハコベに好かれたのかもしれません。
 よく似たウシハコベは、雌しべの柱頭が5個なのだそうです。花を手に取って、柱頭が
3個であることを確かめました。雄しべは10個だそうです。
























ピンクネコヤナギ(ヤナギ科・ヤナギ属)落葉低木 その後

2020-03-19 14:02:40 | 樹木
 前回からはや一ヶ月以上も経ちました。永いことお休みしていて失礼しました。
昨日は久しぶりのぽかぽか陽気で、裏の畑に行って、ピンクネコヤナギのその後を撮って
来ました。
 前回(2月14日撮影)の花穂は、せいぜい2cmぐらいだったのですが、今では、
見違えるような姿になり、花穂の長さは、6cmぐらいにまで伸びていました。
 やはり赤いのは葯だったのだな・・と、わかりました。殆どの花穂は、黄色い花粉を
出し終えていました。