なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

スズメノカタビラ(イネ科・イチゴツナギ属)1~越年草

2019-03-19 13:50:05 | 草花
 スズメノカタビラは、ごく普通に見られる雑草です。小柄な草で高く伸びても20cmぐらい、
小さいものは5cmぐらいでも花をつけます。
小穂は楕円形で、3~5個の小花からなっています。雄しべは3個、葯は淡黄色で、花柱は2個です。
よく見せて頂いている方のブログに、このスズメノカタビラの開花の、綺麗な写真が出ていて感動
しました。わたしも何とか撮れないものかと、裏の畑に通いました。
開花するには、陽射しや時刻などの条件があるようです。受粉を終えるとすぐに雄しべだけを残して
閉じてしまいます。
マクロ撮影して、画像編集で拡大して、やっとこの程度でした。



































ヒメオドリコソウ(シソ科・オドリコソウ属)越年草

2019-03-17 16:25:38 | 草花
 ホトケノザとよく似た形の花、ヒメオドリコソウもたくさん咲いてきました。
こちらの唇形花は、上部の葉の腋から外側に向かって開き、ホトケノザのように高く
立ち上がってはいません。
葉は対生し、葉の先が尖っています。葉には、細かい毛が密生していて、網目状の脈が
目立ちます。上部の葉は、赤紫色をしています。
上唇の中の雄しべの様子は、ホトケノザと似ていました。
ラストの写真、若い実が少し撮れました。






























ホトケノザ(シソ科・オドリコソウ属)越年草 別名サンガイグサ

2019-03-16 16:16:41 | 草花
 昨年12月頃からあちこちで見られたホトケノザが、日当たりのよい所で群生していました。
春になり、開いている花の数も多くなったように思います。
対生した扇状の丸い葉が合わさって、なるほど、「仏の座」ですね。
 上唇の中の雄しべを見たくなって、茎をちょっと曲げて覗かせて貰いました。雄しべは
4個で、2列に並んでいるそうです。花粉は鮮やかな朱色をしていました。
密を求めてやってきたハチなどに花粉を運ばせるには、丁度よい位置についています。
雌しべもここにあるということですが、小さくてわかりませんでした。
 茎は、意外と弾力があって、すぐにもとに戻りました。やれやれ・・。































トサミズキ(マンサク科・トサミズキ属)落葉低木

2019-03-14 11:04:09 | 樹木
 トサミズキの黄色い花もたくさん咲いてきました。
穂状花序を垂らして、先へ先へと咲いていきます。雄しべの赤い葯が可愛く覗いています。
花弁は5個、雄しべも5個、雌しべは2個見えます。
少しずつ暖かくなって、花の春が楽しみです。滋賀のやや北部、この辺りは、やや花の
開花も遅れがちです。




































マンサク(マンサク科・マンサク属)落葉小高木

2019-03-06 19:41:21 | 樹木
 「まんず咲く」という由来の名をもつ、マンサクの花が咲きました。
まるまった縮れリボンのような花びらを、先日から少しずつ開いていましたが、
昨日の陽気で一気に満開になりました。裏の畑が明るくなったようです。
 わたしも永いこと冬ごもりして、ブログを休んでいましたが、そろそろ出かけなければと
思います。マンサクに元気を貰いました。
 マンサクの花は、前年の葉腋から短い花序を出して、3~4個の花が束生しています。
黄色い花弁は4個で、10cmあまりの線形、萼も4個で、萼片は、反り返り、内側は
赤紫色をしています。花の中に雄しべが見えます。