なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

カラスムギ(イネ科・カラスムギ属)1~越年草

2020-05-31 10:58:37 | 草花
 カラスムギは、今の時期、道端や堤防などでよく見られます。
他の雑草と比べて、草丈が高く、小穂も大きいので、よく目につきます。
 写真は、愛知川の河原の縁で撮ったものです。小穂が垂れ下がり、2本の長い芒が目立って
います。未だ実が熟さず、花を開いて間もない頃のようです。
 芒は実が熟すと、共に散り落ちます。途中で折れ曲がった芒は、乾湿運動とかで、水に濡れる
と回転し、乾くとまた回転して、土にもぐっていくそうです。
 カラスムギの小穂は、実が落ちてもかなりの期間、外側の苞穎が白っぽくなって、残ります。






























センダン(センダン科・センダン属)落葉高木

2020-05-29 17:10:35 | 樹木
 河川敷の縁から河原に向かって、センダンの木が生えていました。
花の蕾が膨らんで、ぼつぼつ開いてきたのもあります。ここでセンダンを見つけたのは、初めて
でしたが、河川敷には、他にも何本かセンダンが生えています。おそらく種が運ばれて、自生した
ものと思われます。
 青空バックに、花が霞んでいるようで、綺麗でした。
花は、5枚の花弁の中に、筒状の紫色の雄しべが突き出して、特徴のある形をしています。
葉は、2~3回奇数羽状複葉ということで、ばさっと大きな葉です。冬の間に見られる葉痕が
面白い形になります。





























マンテマ(ナデシコ科・マンテマ属)1~越年草

2020-05-28 16:10:33 | 草花
 今朝は久しぶりのさわやかな快晴でした。朝9時過ぎ、そろそろマンテマの咲く頃かなあ・・
と、以前咲いていたのを覚えていた、愛知川河川敷を訪ねました。
 すると、咲いていました。こんなに群生するものなのか・・と、びっくりするくらい、一面に
マンテマの花が咲いていました。
 草丈は、20cm余りで、低い草です。花弁は5枚、花弁の中央に大きな赤い斑点があります。
花の真ん中には、小さな鱗片がついていて、綺麗です。
萼筒には、赤い線が入り、たくさん毛が生えています。花の後、ここが膨らんで、種が出来る
そうです。
 少しピンクがかった白い花も混じっていました。シロバナマンテマでしょうか。


































ヒゲナガスズメノチャヒキ(イネ科・スズメノチャヒキ属)1~越年草

2020-05-24 13:43:21 | 草花
 宇曽川河川敷の雑草の中に、ひときわ芒の長いイネ科の草が生えていました。
芒の先までうまくカメラにおさめられなくて、2枚だけになりました。
これが、ヒゲナガスズメノチャヒキという草なのかな・・と、思いましたが、自信はありません。
 草丈40~60cm、葉の両面に軟毛が密生する、茎の各節から2~5個の枝を半輪生状に
出す、・・・などが、特徴だということです。















アカツメグサ(マメ科・シャジクソウ属)多年草

2020-05-22 14:22:48 | 草花
 宇曽側河川敷には、ピンクの色鮮やかなアカツメグサも咲いていました。
小さな蝶形の花が球状に花序を作っています。花序径は、2cmぐらいでした。
シロツメグサは、地面を覆うように葉が広がっていて、花茎の先に白い花を咲かせますが、
アカツメグサは、草丈がやや高く伸び上がってきます。そして、花のすぐ下に葉がついています。
両方とも3出複葉ですが、アカツメグサの方がやや葉の先が尖っているようで、シロツメグサは
丸いです。
 豆果は、どこに出来るのかしら・・と、見ていましたが、ちょっとわかりにくいです。
萎れた花と萼の中に包まれて、豆果の赤ちゃんが隠れているそうです。