なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ハキダメギク(キク科・コゴメギク属)一年草

2016-06-11 15:39:03 | 草花
 じゃがいもの植えてあった所が、このハキダメギクで一面に覆われています。
わがもの顔で、伸び放題というのは、こんなのでしょうか。
ハキダメギクとは、ちょっとひどい名前をつけたものですが、かの牧野富太郎博士の命名だそうです。
頭花は、直径5mm程度で、5枚の白い舌状花と多数の黄色い筒状花からなっています。
それぞれの小さい筒状花が開いてくるのですね。
葉は、対生し卵形、縁には、浅い鋸歯があります。葉や葉柄にも毛が多いです。
総苞片と花柄には、腺毛があります。




















ハハコグサ(キク科・ハハコグサ属)越年草

2016-06-10 16:33:15 | 草花
 春の七草のハハコグサ(ゴギョウ)が、畑の雑草に混じってまだ生えていました。
花は、黄色いつぶつぶのかたまりのようにみえますが、よく見ると筒状の花が集まっているみたいです。
さらの、一つの筒状の花を見ると、真ん中に両性花があり、周りを糸状の雌花が取り囲んでいるという
ことです。葉は、へら形で、互生していますが、全体にビロードのような白い綿毛が生えています。

























コモチマンネングサ(ベンケイソウ科・マンネングサ属)越年草

2016-06-08 15:40:04 | 草花
 マンネングサには、いろんな種類がありますが、裏の畑に生えていたのは、コモチマンネングサでした。
葉腋に円形で、多肉な2対の珠芽(むかご)を作って増えます。コモチ・・の名もこのことに由来します。
花弁は、5個で、黄色、長さ5㎜ぐらいの披針形です。雄しべは、10個、花弁よりやや短いです。
花粉は、少ししか出さず、結実することは、ありません。
他のマンネングサは、外来種が多いですが、これは、在来種だということです。






























ミツバの花(セリ科・ミツバ属)多年草

2016-06-07 14:08:16 | 草花
 お浸しやお吸い物の具材として、春にはその香りを楽しませてもらっていた畑のミツバ・・・
ほっときましたら、どんどん草丈が伸びて、花を咲かせています。もう、若い種も出来ている様子。
 ミツバの花は、その草丈に比べて、数ミリと、とても小さな花です。以前にも撮影に挑戦したことが
ありますが、うまくいきませんでした。
今回は、マクロレンズをうんと近づけて・・それでもピンぼけです。花弁の数は、どうやら5枚と
わかりました。雄シベも5本でしょうか。
 これから、また、種をいっぱい散らして、来年もひとり生えで、生えてきてくれるでしょう。




















ニッコウキスゲ(ユリ科・ワスレグサ属)多年草  別名ゼンテイカ

2016-06-06 15:55:41 | 草花
 裏の畑の北側の湿地に、今年もニッコウキスゲが鮮やかな黄橙色の花を咲かせています。
朝咲いて、夕方にはしぼむ一日花ですが、花茎には、いくつもの蕾がついていて、毎日咲き替わります。
6個の雄しべの先の葯をよく見ると、咲いたばかりの葯は、黒い色をしていますが、すぐに、縦に
裂け目が入って、殻が反り返り、中から花粉を出します。
この花粉が甘いのか、蟻など虫たちがいっぱい這い上がってきて、食べます。花びらまで、穴だらけに
してしまいますので、昼過ぎ頃に見ると、花が傷んできています。