大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

千畳敷から空木岳、南駒ケ岳、越百山縦走 2007年10月

2010年05月17日 | 八ヶ岳・中央アルプス他
秋山にロープウェイを使って避難小屋2泊で千畳敷から空木岳、南駒ケ岳、越百山まで縦走した。
空木岳から木曽駒ケ岳まで縦走した時に絶対やろうと誓った南駒ケ岳をやっとやった。
紅葉はちょっと遅かったが天気が良くて気持ちよく歩けた。

2007年10月12日-14日(2泊3日、避難小屋)(単独)

1.初日
千畳敷から檜尾避難小屋
12:20-13:05極楽平13:15-17:00

2.二日目
檜尾避難小屋から空木岳を踏んで摺鉢窪避難小屋
5:50-8:00熊沢岳-10:10木曽殿越11:15-13:20空木岳-15:50

3.三日目
摺鉢窪避難小屋から南駒ケ岳、越百山
5:30-6:05分岐-6:55南駒ケ岳-食事-10:45越百山-11:15小屋-15:00

初日の千畳敷からの登りで苦労する体たらくで先が思いやられた。
紅葉はちょっと遅かったみたいで色がくすんでいる。
こればっかりはどうにもならない。

天気と休みのタイミングがぴったりでないとジャストの紅葉見物はできぬ。
稜線に出たら大した登りは無いと思っていたら、濁沢大峰と檜尾岳の登りが手強かった。
といっても普通なら大したことはなかろう。
当方の体調がイマイチだっただけ。
さてこの途中で蹴つまづき大怪我するとこだった。危ない危ない!
あやうく顔面真っ赤になるところだった。

小屋に着いたら結構な数の先客がいた。
一番奥にマットを4-5枚も敷いている変なオヤジがいた。
翌朝の動きから考えると協力金泥棒だったと思う。
空木に行くと言っていたのに一人残ったし、双眼鏡で見てもそれらしき人物が歩いてこない。
多分連泊して皆が出払った後でゆっくり金を盗んでいたに違いない。
頭のいい奴がいたもんだ。自治体もよく考えないとダメだ。

2日目は恐怖の空木の登りが手ぐすね引いて待っている。
ウンザリだがこれをやらないと南駒へ行けない。
東川岳まではノンビリとした稜線漫歩なんだがそれでも木曽殿越まで4時間はかかり過ぎ。

昼食に1時間使ったがもうちょっと休んだ方が良かったろう。いつもの失敗。
先行したグループが面白かった。
神戸からの中年と30前後の男2人と大阪の20代半ばの女性2人の混成。

昨夜からの流れだと女組の一人が昨日バテてしまい、
回復しないもんだから若い男がザックを背負ってやってるらしい。
うーん素晴らしい婚活ではないか!
上手く行っていたら今頃山好きなジュニアができてるかも。

こんな風に自然体での婚活ならいいよなあ。
独身の山男や山女の皆さん頑張ってね。
それにしても2人分のザックは重かったろうに、おまけに空木の登りだぜ!

当方もへとへと、よれよれで頂上にたどり着き、大展望を楽しむ余裕も無い。
あとは大したアップダウンも無いのに2時間半もかかってやっと摺鉢窪避難小屋。
先客は4パーティーのみと静かな夜だ。
お隣は南駒から空木の縦走だった。あとは越百から南駒の周遊みたい。

南駒への登りは予想通りに足が上がらず超スロー。
登りついて見た越百山のノッペリしているのにガックリ。
手前の仙涯嶺が険しく登山道がどこにあるのかわからない。

頂上には10分もいないで先を急いだ。
他の山からじゃないと南駒が見られない。

一旦コルに降りて登り返して岩の仙涯嶺。
越百からここまで来て引き返す人が案外いた。
南駒の岩だらけの稜線が素晴らしい。
空木よりもいいんでないかと本気で思った。

それにしても越百は何の魅力も無い山だなあ。
さっさと降りよう。

この下山途中で一緒に歩いた人に最寄の駅まで送ってもらったが2時間近くも待った。
JRのローカル切捨てもすごいもんだ。
何とか念願の山をやって満足だったが体力の低下にはガックリだった。









コメント
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