大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

蓼科山と北八ケ岳 1999年11月

2010年05月24日 | 八ヶ岳・中央アルプス他
11月末だったが双子池に幕営して、蓼科山と北八ツを歩いてみることにした。
ピラタスロープウェイを使い、挙句に特急で帰る贅沢な山だった。

1999年11月20日-21日(1泊2日、テント)(単独)

1.初日
ピラタス山頂駅から双子池
11:10-12:40北横岳13:15-15:20

2.二日目
双子池から蓼科山、山頂駅
6:30-7:20蓼科登山口-9:30蓼科山10:20-11:40大河原峠
-15:00雨池峠口-15:30雨池峠-15:50

北横岳からの眺めは南八ケ岳の硫黄から編笠までのデコボコが目立ち、その先に甲斐駒、
右に仙丈、左奥に北岳、間の岳が連なっている。
大きく右を見れば中央アルプスや北アルプスまで見えている。
北横から先は岩がゴロゴロした道で楽しい道だった。
岩に氷が付いているのがあり、足を乗せようものなら一発で大怪我だ。
途中でカモシカとにらめっこした。左前方に黒っぽい大型の動物がいてビックリ。
こいつは逃げないんだよなあ。しばらく見つめあった後どちらからともなく別れた。
双子池のテント場は池の傍でちょっと湿ってそうだったが雰囲気はいい。
夜中にパチッパチッという音がするので何だろうと思ったが、氷の張る音だった。
初めて聞いたが全く予想もしていなかったので驚いた。

蓼科山は途中から岩山となるがそれまでは樹林帯だ。
この樹林帯の道が単調で結構シンドイ。
岩なら適当に選んで歩けるから楽なんだが。
眺めは昨日の北横岳とほぼ同じグルリ360度の大展望だ。
しかし同じ様な景色を何度も見ればさすがに感動も薄れるわなあ。
降りは大河原峠めがけて下りてから双子山を越えてテント場に戻った。
撤収の後雨池方面への林道を歩いたが、岩がゴロゴロして殆ど道の態をなしていない。
山を壊しただけで何の意味も無い。
ただ金を出すためだけに環境破壊を平気でやる小役人の気が知れない。
こんな連中のせいで日本中の山が荒らされているのだ。
特に山梨はやたらと不要な林道が目立つよなあ。
雨池峠まで登り、山頂駅には最終の10分前で危なかった。
北八ヶ岳は針葉樹林帯、笹の原、池、苔、岩と南のアルペン的な光景とはうって変わった光景で
又違った魅力がある。
まあどっちかというとやっぱり南の方が歩いて楽しいけれど。
随分昔に山口耀久の「北八ッ彷徨」を会社の後輩からもらってあるのだがまだまともに読んでいない。
氏が歩いていた頃は今の何倍も雰囲気が良かったろうなあ。
さすがに11月は遅すぎだった。展望はいいが夜が寒すぎる。
コメント
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