徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

本條秀太郎の「祝い囃子」

2012-09-29 19:11:28 | 音楽芸能
 本條秀太郎さんの唄の中でもこんな軽いノリの祝い唄も実に味があって良い。ザ・わらべの舞台を見るようになってから、度々地方を務めてくれるのが本條流師範の本條秀美さんだったこともあり、家元の秀太郎さんの作った曲をよく聴くようになった。自ら興した俚奏楽を始め、民謡、江戸端唄などから現代邦楽に至るまで実に幅広いジャンルで活躍しておられる。9月15日の熊本城本丸御殿での「秋夜の宴」で、この「祝い囃子」をザ・わらべが踊った時は、初めて聞く曲だったし、演目の紹介もなかったのだが、すぐに本條秀太郎さんの声だとわかった。帰ってからネットで「本條秀太郎」と、あてずっぽうで「祝い唄」の二つのキーワードで検索したら「祝い囃子」というのが出てきた。検索結果の中に幸い試聴できるページがあって、本條秀太郎さんが作った「祝い囃子」という唄だとわかったというわけだ。いかにも洗練された曲調がここちよく、耳から離れなくなるような気がする。