徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

坂の町 長崎

2022-08-22 21:28:31 | 
 あれほどうるさかった蝉の声もあまり聞こえなくなり、学校の夏休みも終わりに近づいてきた。会社員の頃、高校や高専の夏休みが明けると本格的なリクルーティングが始まる。彦根の時は関西一円だけでは心もとないので九州もテリトリーに入っていた。特に長崎を重点的に廻っていたが、どの学校も坂を登ったところにあり、レンタカーでの訪問ではあったが、まだナビなどもない頃で、地図を片手に慣れない街を登ったり降りたりの連続は結構大変だった。聞きしに勝る坂の町を味わったものだ。
 そういえば、2015年4月に始まったブラタモリ第4シリーズも第1回は長崎で「"坂の町・長崎" の始まりとは?」というテーマだったことを思い出した。高低差が大好物のタモリだけに楽しげに歩き回っていたが、僕が学校訪問で回った時は高低差は障害としか思えなかったものだ。


新日本紀行「石だたみの街で~長崎~」に登場したオランダ坂と活水学院の女子学生たち