tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

野菜がおいしい! イタリア料理&四川料理 ナチュラ(奈良市学園北)

2024年05月17日 | グルメガイド
『奈良にうまいものあり!』(なららbooks)の制作に協力していて、つくづく「奈良の野菜はおいしいな」と気づかされた。県は「大和野菜」として、これを推奨している(該当ページの内容は末尾に記載)。
※トップ写真は、名物バーニャカウダ(イタリア語で「熱いソース」)。ソースは火で温める





おいしい大和野菜を提供する店といえば、まずは「ナチュラ(Natura)」(奈良市学園北1-14-5 モンテクール学園前1F)が思い浮かぶ。このお店は昨年(2023.4.17)に当ブログで紹介したが、気になって年初(2024.1.11)に再訪した。


テーブルの上には、採れたての野菜がこんなにたくさん!



このお店はイタリアンが基本だが、四川料理もある。この日は、イタリアンに加え、野菜と四川料理をいただくことにした。お店のFacebookには、



奈良古来の野菜「大和野菜」を完全無農薬で育て安心、安全、おいしいイタリア料理and四川料理をご提供致しております。日曜日限定で昼呑みも開催中 Instagram@hinako_nomi もご覧ください!


とりあえずのビールは、東吉野村・グッドウルフ麦酒の「良狼(ろうろう)」

先月(2024.4.21)には、オーナーシェフの野村武司さんが、「奈良ひとまち大学」に登壇された。同大学のHPには、

野村 武司(のむら たけし)大和野菜イタリアン ナチュラ オーナーシェフ、ソムリエ 大阪の割烹のお店を皮切りに、料理の世界へ。その後、四川料理を5年経験し、イタリアンへ転身。40歳で独立。



割烹→四川料理→イタリアン とは、すごい! 授業の事前告知「ひとまちブログ」には、

いつも笑顔で前を向いている2人だからできること
みなさん!お待たせしました!!大人気だった2017年9月の授業「大和野菜で味わうイタリアン ~奈良だからこそ、の料理を~」の先生、「大和野菜イタリアン ナチュラ」が、「大和野菜イタリア料理&四川料理ナチュラ」となって再び登場です!



これは見事な四川風の前菜!

それは、4月21日(日)の授業「大和野菜のイタリアン&四川料理 ~料理の奥にある大切なこと~」!!いつも笑顔で前を向いている2人だからできること

前回の授業から7年。この7年の間にはコロナ禍があり、飲食店はかなりの打撃を受けたと思いますが、野村さんご夫妻はどのようにして乗り越えたのでしょうか。


奈良市高樋町で育てる野菜は「完全無農薬」。これをあつあつのソースにつけていただく

本当にいつも仲良しですよね~。常に元気いっぱいで笑顔を絶やさず、見ているだけで、もう充分幸せ!!いやいや…見ているだけでなく、授業では、奈良の野菜にこだわっている理由やコロナ禍の苦労、四川料理も手掛けるようになったきっかけなど…ちゃんとお話も伺いますよ!



そして、今回もお店の看板料理であるバーニャカウダをご準備くださいます。いつも笑顔で前を向いている2人だからできること ナチュラのバーニャカウダ、みなさんは食べたことがありますか?実は私、このバーニャカウダを食べるために、わざわざ電車に乗ってお店に通っているんです(笑)。



この7年で、よりパワーアップしたナチュラ!料理にかける熱意は誰にも負けないおふたりから、いったいどんな話が飛び出すのか!?

四川料理とイタリア料理をちゃんぽんにして大丈夫かな、とも思ったが、まったく大丈夫だった。いろんなバリエーションが食べられるので、お酒がススムくん!



イタリアン、野菜、四川料理と続き、締めはピザ。ここは日本かイタリアか中国か? まあ、無国籍においしい料理をチョイスできるところが、日本のレストランの特徴かも知れない。





野村さんご夫妻、おいしいお料理をありがとうございました、掲載が遅れて失礼しました。皆さんもぜひ、お訪ねください!
※食べログは、こちら

(参考)大和の伝統野菜
「大和野菜」とは、〈奈良県の特産品として特徴をアピールできる大和の伝統野菜と大和のこだわり野菜〉(県食と農の振興部『奈良の「食」カタログ』)である。

「大和の伝統野菜」は〈戦前から奈良県内で生産が確認されている品目。地域の歴史・文化を受け継いだ独特の栽培方法等により「味、香り、形態、来歴」などに特徴を持つもの〉(同)。

令和6年(2024)現在で20品目がある。「安定した生産量を持つ代表的な野菜」として、大和まな、大和いも、大和丸なす、大和きくな、千筋(せんすじ)みずな。「形状や味、香りに特徴があり、話題性に富む野菜」として、ひもとうがらし、紫とうがらし、黄金(おうごん)まくわ、花みょうが。

「生産と独自の伝統や由来、物語性に特有の魅力がある野菜」として、結崎(ゆうざき)ネブカ、宇陀金ごぼう、味間(あじま)いも、片平(かたひら)あかね、下北(しもきた)春(はる)まな、筒井れんこん。

「生産量そのものが少なく、希少性に価値がある野菜」として、軟(なん)白(ぱく)ずいき、祝(いわい)だいこん、小(こ)しょうが、黒滝白きゅうりなどがある。

また「大和のこだわり野菜」とは〈栽培や収穫出荷に手間をかけて栄養やおいしさを増した野菜や本県オリジナルの野菜など〉(同)。県は、大和ふとねぎ、香りごぼう、半白(はんじろ)きゅうり、朝採り野菜(レタス、なす、きゅうり)、大和寒熟(かんじゅく)ほうれんそうなどを推奨している。




コメント (3)
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