何ともふがいない、民主党の政治的闘争心!!
やる気はあるのか?!
政治はある意味、闘争だ!!
腑抜け(ふぬけ)、戯け(たわけ)で、この難局を乗り切れると思うな!!
首領を守れずに、何が政党結社か!!
権力に対抗してこそ野党の面目が立つ!!
断断固として、民主政治擁護戦線に立ってこそ、
野党第一党の面目が立つと言うモノではないか?!
心ある国民は、小沢党首以上に泣いている!!!!
目覚めよ!バカタレ!!
以上、これ以外に、言うべき言葉もない。
【転載開始】
政治と司法のガチンコ勝負
― 怒れる小沢か正念場の検察か ―民主党の小沢さんの旗色が悪い。公設第一秘書の大久保隆規容疑者が政治資金規正法の虚偽記載容疑で東京地検に逮捕され、小沢さんは記者会見で「検察権力 のこれまでにない捜査方法、民主主義国家にあるまじきこと」と怒りを露わにしたものの、その後の新聞各紙には検察のリーク情報があふれている。「小沢氏側 から西松建設に献金要求」「ダム工事で口利き」「小沢氏聴取の方針」。
小沢さんは記者会見で辞任をきっぱり否定したが、民主党内でも小沢降ろしの声が高まっている。だが、私は小沢さんがこの捜査を国策捜査と非難するのであ れば、絶対に辞任すべきではないと思っている。言うまでもなく、国民の8割が不支持を表明している麻生内閣、選挙をやれば、民主党に政権を持って行かれる のは目に見えている。焦った政権政党は検察、警察をはじめ、あらゆる公安、情報機関を駆使して、民主党のスキャンダル探しをしているという声が聞こえる。 小沢さんが国策捜査と非難するのも、この点を指してのことだろう。
まして秘書が逮捕された容疑は政治資金規正法違反。今回の虚偽記載をはじめ、記載漏れや誤記載はすべての国会議員の収支報告書を精査して行けば数十件は あるだろうといわれている容疑だ。こんな捜査が罷り通ったら、気に入らない党の代表は追い落として国民の意志と関わりなく、検察が政治を支配することにな る。だから国策捜査と決めつけるなら、小沢さんは代表を辞任するべきではない。とりあえず代表を降りて裁判で戦うといった手法は検察の筋書き通りというこ とになる。
その一方で検察はどうか。この程度の容疑で政治に手を突っ込んでおいて、よしんば次の選挙で政権交替となったら、司法に対する粛清の嵐が吹き荒れるはず だ。三権分立といっても、検事総長、高検検事長人事は内閣の承認事項だ。どんな人事を持ってきても、すべてに「ノー」。検察の人事は瓦解して大混乱に陥る ことは必至だ。そんなことは検察は百も承知だ。
ではどうするか。西松建設のダミー政治団体から献金を受け取ったのは、小沢さんばかりではない。現政権の大物議員をはじめ18人もの国会議員が顔を並べ ている。これらの議員も片っ端から引っ張って、一部を起訴することによって小沢さんとのバランスを取る。だけど、そんなことをしたら現政権だって黙っちゃ いない。こんなことで政権政党にちょっかいを出すのかとなって、こちらもすさまじい粛清が始まる。
ならば検察はどうするか。道はただ一つ、虚偽記載した献金の悪質性を証明するしかない。この金が単なる献金ではなく、胆沢ダム関連工事をはじめ、公共工 事受注に便宜をはかってもらった見返りの金であり、これは口利きなどの斡旋利得、あるいは斡旋収賄罪に当たるものだとして事件を伸ばすしかない。そうなれ ば、小沢さんに代表続行の目はない。
怒れる小沢、正念場の検察。日本の、政治と司法の見応えのあるガチンコ勝負が続いている。(日刊スポーツ・大阪エリア版「フラッシュアップ」平成21年3月9日掲載)【転載終了】
【転載開始】2009年3月27日 (金)
卑劣な政治謀略と情報操作を認めるかが問われる
問われているのは、「検察や警察を使って政敵を抹殺する卑劣な行為」を認めてしまうのか、それとも、断じて許さないのか、である。
小沢事件をもっとも的確に捉えて、問題を提起されてきたのは白川勝彦氏である。白川氏は元自民党議員の弁護士であり、自治相兼国家公安委員長を経験されている。
白川勝彦氏のブログ「永田町徒然草」ならびに、2004年11月に渋谷で不当な職務質問を受けた経緯を記された「忍び寄る警察国家の影」を是非ご高覧賜りたい。
白川氏は“Due Process of Law”の重要性を強調する。白川氏が“Due Process of Law”の重要性を強調するのは、日本の警察が“Due Process of Law”をあまりにも軽視しているからである。
“Due Process of Law” を白川氏は、「国民の生命・身体・財産などに対する強制力の行使は、法が定める正当な手続きと方法に基づいて行なわれなければならないという概念で、アメリカ法のもっとも基本的な理念のひとつ」と説明している。
私は自分が「検察や警察を使って政敵を抹殺する卑劣な行為」の被害者の一人であると認識しているが、被害に巻き込まれた原因の大きなひとつは、日本の警察が“Due Process of Law”をないがしろにしていることが、完全に放置されていることにあると感じる。
日本の司法が“Due Process of Law”の杜撰な運用を容認していないなら、私は巨大な被害を免れていたと考える。
話が横道にそれたが、小沢代表を民主党代表の座から引きずり降ろそうとする大がかりな工作が、いよいよ激しさを増して展開されている。
小泉政権以降の自公政権の大きな特徴のひとつに、マスメディアの支配がある。マスメディアは社会の木鐸(ぼくたく)という、本来の機能を完全に捨てて、政治権力の狗(いぬ)に堕落してしまった。
フジテレビ深夜ニュース「ニュースJAPAN」に登場する解説委員が、血相を変えて小沢辞任論をまくしたてる姿には、背筋が凍る思いを禁じ得ない。いっそのこと、朝鮮中央放送のように、大声で抑揚をつけて、論陣を張る方が内容に似つかわしくなると感じる。
「ニュースJAPAN」は小沢氏を非難する前に、産経新聞の捏造(ねつぞう)記事掲載問題に対する公式謝罪と責任明確化を示す必要があるのではないか。
小沢代表事務所の西松献金問題は、「政治権力が検察や警察を使って政敵を抹殺しようとする卑劣な行為」であると同時に、その行為の有効性を高めるために「マスメディアを総動員」している点に特徴がある。
3週間も洗脳報道を展開して世論調査を行うのだから、小沢辞任論が世論調査結果に表れるのは火を見るよりも明らかである。
「卑劣な国策捜査」と「マスメディアの支配」の二つの基本事項を踏まえずに適正な問題対応策を考察することはできない。
卑劣な工作がさらに巧妙に仕組まれているのは、民主党内に卑劣な工作を仕掛けた本尊と内通する勢力が存在しているからだ。マスメディアは民主党内工作員を活用して、今度こそは、小沢代表辞任を成就させようとしている。
3月3日に小沢代表の秘書を抜き打ちで逮捕した。本来は、この逮捕に乗じて一気に小沢代表退陣を実現させようとした。しかし、小沢代表が瞬間的に謀略を察知し、謀略への徹底抗戦を宣言し、3月8日にテレビ出演した田中真紀子氏が謀略への抗戦を高らかに宣言するとともに、検察OBの郷原信郎氏が精力的に説得力のある小沢氏擁護論を展開したため、小沢氏の早期退陣シナリオが崩れた。
小沢氏失脚工作の第二作戦が3月24日以降展開されている。その概要は以下の通り。
①3月24日、検察が大久保氏を起訴。
②記者会見で起訴理由を説明すると同時に、悪質性を強調。
③小沢氏が記者会見で「無実潔白」を強調するのを待って、大久保氏が容疑事実を認める供述をしているとの「リーク情報」をニュース報道する。
④捜査を二階俊博経産相に拡大し、「国策捜査批判」に対応する。
⑤世論調査での辞任要求を五月雨式に発表して、辞任論を増幅させる。
⑥民主党内反小沢派議員の辞任要求の声を繰り返し報道する。
⑦27日の衆議院代議士会および参議院議員総会で、辞任要求を発表させる。
⑧28、29日の週末報道番組で世論調査を材料に辞任論の大合唱を演じる。
⑨小沢氏の辞任が先送りされれば、二階氏への捜査を拡大させて、二階氏経産相辞任カードを切る。
これらのカードを切れ目なく切ることにより、小沢氏辞任を今回は間違いなく成就させることが、目論まれていると考えられる。しかし、大久保氏に関するリー ク報道に関しても、大久保氏が資金拠出者が西松建設であることを認知していただけでは法律違反を認めたことにはならない。検察サイドの一方的な見解がリー クされただけに過ぎない。
民主党がこの政治謀略に敗北しない方法はひとつしかない。「検察・警察を使った卑劣な国策捜査」であることを徹底的にアピールするとともに、「政治権力によるマスメディアの不当な支配」を国民に対して根気よく説明することである。
白川氏が指摘するように、民主党にとって不利な状況であることは間違いない。民主党がどちらに進んでも険しい道である。本格的な政権交代を死に物狂いで阻止しようとする「悪徳ペンタゴン」の執念はすさまじく、権力濫用は悪魔の力を発揮するからだ。
民主党は政治謀略に流される方向に向かい始めているが、この謀略に流されれば、民主党は政治闘争に完全に敗北する。「偽メール事件」で解党の危機に直面した2006年が再現されることになるだろう。
あの窮地を救出したのが小沢代表であったことを忘れてはならない。
民主党議員の多くが世論調査と総選挙への影響を心配し始めている。党首を交代すれば人気を回復できると考えているとすれば大きな間違いである。小沢氏が代表を降りれば、民主党は分裂に向かう可能性が高い。
民主党が政権に参画するとしても、疑似自民党としての政権参画しか実現しないだろう。
「官僚利権」を根絶し、「大資本」よりも「労働者」を尊重し、「米国隷従」から脱却する、「政治の刷新」の夢は消滅するのだ。
小沢氏がここまで標的にされるのは、官僚利権、大資本優遇、対米隷属の基本路線を小沢氏が破壊する恐れが高いからである。既得権益勢力に小沢氏がここまで標的にされることが、小沢氏を失脚させてはならない何よりの証拠と考えるべきだ。
民主党の菅直人氏の描く政策路線が、今後、民主党が目指すべき道であると私は考える。菅氏がその路線を守りたいと考えるなら、この局面で小沢氏を守ることが求められると思う。
民主党は結束して、「検察や警察を使って政敵を抹殺する卑劣な行為」の成就を意味する小沢氏代表辞任阻止に全力を注ぐべきだ。卑劣な政治謀略を容認する腐った土台の上には、いかなる社稷(しゃしょく)を築くこともできない。
真実を訴え続ければ、真実は必ず国民の心に浸透する。長い歴史を見れば分かる。真実は必ず勝利するのだ。【転載終了】