飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

不思議な少年!! その66

2009-12-12 18:12:44 | 物語

イエス自己試練のため四十日間荒野に留まる


 

 いよいよ、イエスの宝輪は開かれる。宝輪(ほうりん)とは仏教言葉であるが、同じような者だ。そういうところに拘るから、宗教が無闇の乱立する。教えのことである。


 まあ、ここはキリスト教的に福音が始まるとでも言っておこう。


20091020_025

<霧氷:記事に無関係>

   

20091020_011

 

<霧氷:記事に無関係


 40日間の荒野の試練は聖書にもある。念のため、内省し、心の内面を見つめたと言うことである。心の中には肉体故の自我があるから、それに魔が騒ぐ。これを己心の魔という。肉体的波動に導通するのである。これはイエスとて同じであった。


 しかし、毅然とそれに打ち勝つ。そこがイエスの偉大なところである。



 表現は違うが、有名なところであるから内容は同じ。参考に聖書から引用しておこう。

マタイによる福音書 / 4章 1節から11節

さて、イエスは御霊によって荒野に導かれた。悪魔に試みられるためである。
そして、四十日四十夜、断食をし、そののち空腹になられた。
すると試みる者がきて言った、「もしあなたが神の子であるなら、これらの石がパンになるように命じてごらんなさい。」
イエスは答えて言われた、「『人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものである』と書いてある。」
それから悪魔は、イエスを聖なる都に連れて行き、宮の頂上に立たせて言った、「もしあなたが神の子であるなら、下へ飛びおりてごらんなさい。『神はあなたのために御使たちにお命じになると、あなたの足が石に打ちつけられないように、彼らはあなたを手でささえるであろう』と書いてありますから。」
イエスは彼に言われた、「『主なるあなたの神を試みてはならない』とまた書いてある。」
次に悪魔は、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての国々とその栄華とを見せて言った、「もしあなたが、ひれ伏してわたしを拝むなら、これらのものを皆あなたにあげましょう。」
するとイエスは彼に言われた、「サタンよ、退け。『主なるあなたの神を拝し、ただ神にのみ仕えよ』と書いてある」
そこで、悪魔はイエスを離れ去り、そして、御使たちがみもとにきて仕えた。

同じである。慣用句が多く、慣れ親しんだ分、高尚に感ずる部分はあるかも知れないが....。

 

 

イエス自己試練のため四十日間荒野に留まる。三つの誘惑。ヨハネの仮小屋に帰り教え始む。

 

 先駆者は道を開いた。ロゴスは愛の表現として民衆に紹介されたので、いよいよキリストとしての秦.仕を始めねばならぬ。彼は深くおのが内心を見きわめ、その能力、価値を確めようと独り荒野に行って神と共にあった。


 彼は独語して言う、「わが低い自我は強い。わたしは多くの紐(ひも)で肉の生命(いのち)につながれている。わたしは果して打ち勝って、人々のために喜んで犠牲となる力があるか。わたしは人々の面前に立ち救主なる証拠を求められた場合、何と言うべきか。」


 その時、誘惑者がが来て言った、「もしあなたが神の子なら、この石を変えて、パンにするように命ぜよ。」


 イエス、「わたしをためす者は誰か。奇蹟をしたとて、その者が神の子だという証拠にはならない。悪までも大きな仕事が出来る。黒い魔術家はパロの前で大きな事をしなかったか。わが一生の言行は自分の救主たる証明となるべきだ。」


 次ぎに誘惑者は言った、「もしあなたがエルサレムに行って宮の頂上から地上に身を投げたなら、人々はあなたが神から遣わされた救主なることを信ずるであろう。これは屹度(きっと)あなたの出来ることだ。ダビデは、神はあなたを守る天使に命じて、あなたが落ちないように、手であなたをささえるだろうと言っているではないか。」(詩91・12)


 イエス、「主たるわが神を試みてはならぬ。」


 それから誘惑者は言った、「世界を見よ。この栄誉と名声を見よ。その歓楽と富を見よ。もしあなたがこれにあなたの生命を与えるなら、あなたのものだ。」


 しかしイエスは言う、「一切の誘惑の心を払いのけよ。わたしは決心した。わたしは一切の野心と傲慢(ごうまん)をやどす肉なる自我を退ける。」


 四十日間、イエスは肉の自我と格闘した。彼の高い自我は打ち勝った。その時彼は飢えていた。しかし友人は彼を見つけて奉仕した。


 

 それから彼は荒野を出て、聖気に導かれ、ヨハネの仮小屋に来て教えた。

 
 

【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】  

            

  第十四部 イエスのキリスト者たる奉仕-準備期 

第六十五章 イエス自己試練のため四十日間荒野に留まる。三つの誘惑。ヨハネの仮小屋に帰り教え始む。

1)先駆者は道を開いた。ロゴスは愛の表現として民衆に紹介されたので、いよいよキリストとしての秦.仕を始めねばならぬ。

2)彼は深くおのが内心を見きわめ、その能力、価値を確めようと独り荒野に行って神と共にあった。

3)彼は独語して言う、「わが低い自我は強い。わたしは多くの紐(ひも)で肉の生命(いのち)につながれている。

4)わたしは果して打ち勝って、人々のために喜んで犠牲となる力があるか。

5)わたしは人々の面前に立ち救主なる証拠を求められた場合、何と言うべきか。」

6)その時、誘惑者がが来て言った、「もしあなたが神の子なら、この石を変えて、パンにするように命ぜよ。」

7)イエス、「わたしをためす者は誰か。奇蹟をしたとて、その者が神の子だという証拠にはならない。悪までも大きな仕事が出来る。

8)黒い魔術家はパロの前で大きな事をしなかったか。

9)わが一生の言行は自分の救主たる証明となるべきだ。」

10)次ぎに誘惑者は言った、「もしあなたがエルサレムに行って宮の頂上から地上に身を投げたなら、人々はあなたが神から遣わされた救主なることを信ずるであろう。

11)これは屹度(きっと)あなたの出来ることだ。ダビデは、神はあなたを守る天使に命じて、あなたが落ちないように、手であなたをささえるだろうと言っているではないか。」(詩91・12)

12)イエス、「主たるわが神を試みてはならぬ。」

13)それから誘惑者は言った、「世界を見よ。この栄誉と名声を見よ。その歓楽と富を見よ。

14)もしあなたがこれにあなたの生命を与えるなら、あなたのものだ。」

15)しかしイエスは言う、「一切の誘惑の心を払いのけよ。わたしは決心した。わたしは一切の野心と傲慢(ごうまん)をやどす肉なる自我を退ける。」

16)四十日間、イエスは肉の自我と格闘した。彼の高い自我は打ち勝った。その時彼は飢えていた。しかし友人は彼を見つけて奉仕した。

17)それから彼は荒野を出て、聖気に導かれ、ヨハネの仮小屋に来て教えた。


【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling  

SECTION XIV<o:p></o:p>

NUN<o:p></o:p>

The Christine Ministry of Jesus ? Introductory Epoch<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

CHAPTER 65<o:p></o:p>

Jesus goes to the wilderness for self-examination, where he remains forty days.
Is subjected to three temptations. He overcomes. Returns to the camps of John and begins teaching.
<o:p></o:p>

THE harbinger had paved the way; the Logos had been introduced to men as love made manifest, and he must now begin his Christine ministry.
2) And he went forth into the wilderness to be alone with God that he might look into his inner heart, and note its strength and worthiness.
3) And with himself he talked; he said,
My lower self is strong; by many ties I am bound down to carnal life.
4) Have I the strength to overcome and give my life a willing sacrifice for men?
5) When I shall stand before the face of men, and they demand a proof of my messiahship, what will I say?
6) And then the tempter came and said,
If you be son of God, command these stones to turn to bread.
7) And Jesus said,
Who is it that demands a test? It is no sign that one is son of God because he does a miracle; the devils can do mighty things.
8) Did not the black magicians do great things before the Pharaohs?
9) My words and deeds in all the walks of life shall be the proof of my messiahship.
10) And then the tempter said,
If you will go into Jerusalem, and from the temple pinnacle cast down yourself to earth, the people will believe that you are the Messiah sent from God.
11) This you can surely do; for did not David say, He gives his angels charge concerning you, and with their hands will they uphold lest you should fall?

12) And Jesus said,
I may not tempt the Lord, my God.
13) And then the tempter said,
Look forth upon the world; behold its honors and its fame! Behold its pleasures and its wealth!
14) If you will give your life for these they shall be yours.
15) But Jesus said,
Away from me all tempting thoughts. My heart is fixed; I spurn this carnal self with all its vain ambition and its pride.
16) For forty days did Jesus wrestle with his carnal self; his higher self prevailed. He then was hungry, but his friends had found him and they ministered to him.
17) Then Jesus left the wilderness and in the consciousness of Holy breath, he came unto the camps of John and taught.<o:p></o:p>


【続く】


マスメディア偏向報道と田原総一朗氏の降板

2009-12-12 16:25:21 | 植草一秀

少しずつ始まる
偏向報道のメディアの刷新.....?!
世論に背を向けたメディア偏向は
次第に経営そのものが成り立ち行かなくなる!!


 本当に刷新に向けての動きか、単なる経費節減の結果かは見極めがつかない。が、一言で言うと、こういう見解が面白い。


 田原総一郎が鳩山首相が年末から弥生に掛けて辞任すると喧伝しまくっていた(@w荒
参考1

だが、実際には田原の方が「サンデープロジェクト」をクビになるようである(@wぷ
参考2

鳩山首相は結構長く持ちそうだな(@w荒》


 踊らない音楽を奏でても、商売にならないと言うことだ。これは洗脳の手段としてのメディアにおいては、希有のことと思われる。ネット情報が優越したのか。それとも国民的感性が勝れているのか? それは判然とはしない。


 あれだけ偏向報道がすざましい中で、政権交代が成った。あれだけ新政権批判がメディアで流される中で、支持率があまり下がらない。視聴率は暫減している。流れは変わってきている。


 いずれにしても。メディア刷新は時の要請である。


【転載開始】2009年12月12日 (土)

Photo

マスメディア偏向報道と田原総一朗氏の降板

マスメディアの鳩山政権攻撃に拍車がかかっている。CIAとの関わりが深いと見られる読売系列テレビの偏向報道も激しい。土曜日朝の「ウェークアッププラス」、金曜日夜の「太田光の私が総理大臣になったら」、平日夜の「NEWS ZERO」がその代表である。「太田総理」12月11日の放送では、2010年1月開会の通常国会で鳩山由紀夫内閣総理大臣を追い込むための必死の工作が示された。

献 金問題、普天間基地問題、2010年度予算編成で、悪徳ペンタゴンは必死に鳩山政権を攻撃しようとしている。日本政治の最大の焦点は2010年夏の参議院 選挙である。参院選で鳩山政権与党が勝利すれば連立与党政権は衆議院の任期4年をフルに活用することができる。日本政治刷新に十分な時間が与えられること になる。

参院選で与党が敗北すれば、再び衆参ねじれ状況に逆戻りし、日本政治は混沌の極みに舞い戻る。日本政治刷新の大事業実現は難しくなるだろう。民主党の基本戦略構築を担う小沢一郎幹事長は、8月30日の総選挙当日から2010年夏の参院選に焦点を定めて行動を開始している。

悪徳ペンタゴンにとっては、2010年夏の参院選が利権政治復活に向けてのラストチャンスになる。偏向マスメディアがなりふり構わず鳩山政権攻撃に腐心しているのはこのためである。

石原慎太郎東京都知事が巨大な都民の税金を垂れ流して奔走した東京オリンピック招致事業は築地地区の巨大利権プロジェクトでもあった。築地市場を安全性が確保されていない江東区豊洲地区に移転する計画が東京都から示されているが、その背後に築地・汐留地域を根拠地とするメディア企業の巨大利権が見え隠れしている。

汐留に本拠地を置くメディア関連企業の代表が日本テレビと電通である。東京都がコペンハーゲンで開催された国際オリンピック委員会(IOC)総会での10分間の最終プレゼンテーション映像作成に5億円を支払ったことが明らかにされた。支払いを受けたのが汐留に本拠地を置く電通である。

日 テレ番組「太田総理」は、鳩山政権攻撃のための番組と言って過言でない。低俗で不正確、偏向しきった内容が毎週、公共の電波で垂れ流されている。政治番組 を制作するのなら、放送法の規定に従い「政治的公平」を確保することが不可欠であるが、小泉政権登場以降、メディアの政治的公平は完全に破壊され尽くされ ている。

鳩 山邦夫元総務相は「かんぽの宿」問題では良い仕事をしたが、実兄の問題に絡むと、完全に冷静さを失う点が見るに堪えない。兄を追い落とすために贈与税を支 払い、党の役職を辞任する行動は、その目的が見え透いている。兄が総理大臣に就任し、記録的な高支持率を獲得していることに対して、どうにもならない嫉妬 とやっかみを感じることを理解できなくはないが、そのさもしい行動は人間としての品格を疑わせるに十分である。

自民党は鳩山総理大臣を攻撃するために二階俊博氏の役職はく奪を画策しているが、鳩山首相はいかなる風圧が生じようとも総理大臣職をしっかりとまっとうするべきである。身内の資金を大規模に政治活動に投入してきたことは、政治姿勢としては賞賛されるべきものである。

事 務処理に問題があったのなら問題を正すべきではあるし、税の問題については事実関係を正確に究明することが求められるが、ことの悪質性を十分に吟味する必 要がある。賄賂性のある資金を隠蔽したことで立件された二階俊博氏の秘書の問題と、身内の資金を政治活動に注いできた鳩山首相秘書の問題とは基本的に性格 が異なる。政策を論じずに政争に明け暮れる政治姿勢が問題にされるべきである。

ま た、小沢一郎民主党幹事長の秘書の問題では、政治資金の寄付行為者をそのまま隠さずに収支報告書に記載してきたにもかかわらず、寄付行為者と資金拠出者が 相違するとの検察当局の解釈によって無理な立件が行われた。鳩山政権はマスメディアの政権攻撃工作の風圧をはねのけて、しっかりと政権を維持してゆくべき だ。

普天間飛行場移設問題でもマスメディアは声をそろえて「日米関係の危機」を叫び、キャンプシュワブ地区の海上滑走路建設の決断を鳩山政権に迫る。

自民党政権が成立させてしまった合意は重いが、それがすべてではない。辺野古に移転するにしても、本来はヘリコプターの離着陸施設があれば良いはずだったのが、いつの間にか話が1300メートル滑走路建設にすり変わった。

ワー キンググループ設置の最大の目的は、ヘリ離着陸施設がどのような経緯を経て1300メートル海上滑走路建設に変化したのかを明らかにする点にある。米国の 本音は日本の費用で滑走路を造らせること、日本の本音は防衛利権に群がる業者が海上滑走路建設を求めたことにあったのだと考えられる。この利害が一致して 日米合意が形成されたのではないか。

こ うした経緯をしっかりと調べ直すことは当然であり、そのためにある程度の時間がかかることも当然だ。米国は、「日本は圧力をかければ狼狽して米国の言いな りになる」との基本観の下に行動していると考えられる。日本のマスメディアは米国のこのシナリオに沿って鳩山政権攻撃に拍車をかけているのだ。

こ のようなメディアは国籍を日本から米国に変更するべきだ。日本国民には有害な影響しか与えない。小泉政権が確立した「対米隷属外交」を打破するべき局面が きた。多少の摩擦が生じることを恐れるべきでない。日本は日本の主張を正々堂々と展開するべきである。その結果として米国が非常識な行動を示すなら、その 責任は日本にあるのではなく、米国にあると考えるべきだ。辺野古にヘリ離着陸施設だけを整備するのなら、環境への負荷や地元の負担ははるかに小さく済むはずである。

マスメディアでは、偏向報道代表のテレビ朝日番組「サンデープロジェクト」の偏向司会者である田原総一朗氏がようやく番組を降ろされることになったことが伝えられている。日本を悪くした元凶のひとつがこの番組であったと言って良いだろう。

汚染され尽くされてきた日本のマスメディア情報空間の一角が清浄化される可能性が生まれてきた。鳩山政権は衆議院の任期4年をまっとうして日本政治刷新、日本浄化を実現しなければならない。

2010年度予算編成に向けて、鳩山政権が正しい方向に方針修正を示し始めた。私の主張が浸透し始めていることを大いに歓迎したい。日本テレビ「NEWS ZERO」司会者の村尾信尚氏は財務省職員出身である。懸命に歪んだ財務省理論流布に努めているが、その主張はまったく筋違いである。この点は稿を改めて説明したい。

12月12日朝は「ウェークアッププラス」の偏向をチェックしなければならない【転載終了】