飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

わが高速鉄道に知的財産権はない=共産党機関紙(中国)

2011-08-18 18:34:10 | ニュース

もう、誰にも分かるイカサマは通用しない!!
『過ちは、改むるを憚る事なかれ』と言うのは
論語である!!
中国は広い、且つ深い!!
共産党といえども、論語の従うことは結構なことだ!!



 確かにあれは酷い事故であった。それ以上に、あの始末の付け方は、酷い。そして、それを惹起したお粗末な開発の性急さは、中国の恥さらしと言っても過言ではなかった。

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 そして、『
天網恢々、疎にして漏らさず』は老子である。いずれも中国の古典だ。中国は深いのである。中国共産党は好きではないが、中国は広く深い。その共産党もそんなに長くは保つまい。それでも中国は長く続く。


 共産主義そのものは、歴史のあだ花で、手段であり、方便だと考えている。いずれはその役割を終える。そして、中国共産党が延命しているのは、その中核に三千年の歴史の叡智が生きているからであろう。


 マルクス・レーニン主義などとっくに捨てた中国共産党だ。おまけに毛沢東も捨てた。只、その官僚体質は広く社会に巣食っているのだろう。日本も同じだ。ひょっとして反省しない官僚体質は中国以上かも知れない。


 猿でも反省はする・・?? 兎も角、こうした詐称を認め、反省したと言うことは注目に値する。

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 よく考えてみてみると、反省しないのは白人だ。殊に帝国主義・植民地主義を全く反省しない。今だに広島・長崎原爆投下を反省しないどころか、人工地震だの地下資源探索だので核爆発を繰り返す。


 中国について、あれこれ言うが、少なくとも日本は中国・朝鮮・東アジアの連携無くして将来はない。中国もいくら背伸びしたところで、先端技術と経験技術に関して、日本を抜いては得策ではないことを知り抜いたであろう。


 これは単に鉄道技術に限ったことではない。


 環境工学・資源工学・先端技術諸々に於いてだ。空母など恐れるに足らぬ。あんなものは、数発の優秀な誘導ミサイルの標的にしか過ぎない。そんなにバカな中国ではあるまい。

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 どこにでもいる馬鹿な官僚と利権・汚職の構造が、とんでもない失態を繰り返しているに過ぎない。


 追突事故の発生以来、自主開発と主張する中国高速鉄道の知的財産権問題に対して常に疑問の声が上がっている。中国共産党の機関紙である人民日報のウェブ サイト・人民網は15日、「わが国の高速鉄道には知的財産権を主張できる技術は存在しない」と認め、今後はより安全性を重視すると主張した。国際財経日報 は同日、「政府メディアがはじめて詐称を認めた」と報じた。

 中国鉄道部の王勇平報道官は7月7日、中国高速鉄道が新幹線技術の盗用ではないかとの疑問を完全に否定、中国高速鉄道の安全性と高い性能を示すと同時 に、「中国人が創造した奇跡」として自主開発による知的財産権を主張していた。また、鉄道部の何華武チーフエンジニアは、「線路、車両、通信信号のどこに も何ら問題はない。万が一の故障の際にもシステムが自動で安全措置をとる」と繰り返していた。

 しかし、北京―上海高速鉄道では開通から5日間で4回も故障が発生したほか、7月23日には杭州(浙江省)発・福州駅(福建省)行きの高速鉄道で多くの人命が奪われた追突事故が発生した。

 人民網はエンジニアの発言を引用し、「数年すれば国外の設計を元に、中国でもボギー・モーター・変圧器などの生産や、国外の核心部品を使ったコンバー ターや自動制御システムの組み立ては可能になるだろう。しかし、先頭車両の設計基準・原理・車体を広くすることのリスクの有無などは分からない。われわれ にできるのは、塗料の塗り方や座席の素材の変更、室内装飾程度のことだ」だと報じた。

 さらに記事は、追突事故は中国の高速鉄道に警鐘を鳴らしただけでなく、中国政府主導の経済路線における飛躍的発展や安全技術より市場を優先する戦略の課題を浮き彫りにしたと指摘した。(編集担当:及川源十郎)【転載終了】