飄(つむじ風)

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最新鋭の米駆逐艦が進水―ステルスミサイル駆逐艦

2017-12-08 17:08:34 | 新技術

当初建造計画30隻が3隻に削減された
曰く付きの新造米海軍駆逐艦・・・!
何しろ風変わりな戦闘艦である。
駆逐艦というより半分潜水艦との合の子の様な
表面に突起物を極力抑えた
ステルス戦闘艦である。

 

ズムウォルト級駆逐艦と呼ばれている。

その2番艦が進水したとの情報である。

1番艦が就役した頃から、

「何だこの艦は・・・」と見ていたが、

調べてみていくと、

意欲的な未来型の戦闘艦であることが分かった。

 

しかし、

あまりにも建造コストが嵩み、

30隻建造計画が24隻に、

そして、

8隻に、

ついには3隻のみ削減された。

詳しくは「ズムウォルト級駆逐艦」に飛んで、

検証いただきたいが、

動力はすべて電力である。

高性能のディーゼル発電機で賄う。

 

船形からも波頭を乗り越えて進むのではなく、

貫通して進む駆逐艦だ。

一番容積が多い部分は喫水線の部分で、

まるで潜水艦の様である。

主砲は兎も角甲板上にあるが、

覆いによって隠れている。

 

その他の兵器は全て内蔵されており、

まるで海に浮かぶ石棺だ。

艦橋に窓が一つ(?)あるのみで、

船体には窓が全くない。

開口部もない。

ステルス性の維持のためだろうが、

航行上の見張りはすべて機器に頼っているのだろうか?

 

衝突の回避に万全であってほしいものである。

船首形状は一般の艦艇とは全く逆で、

内傾しており、

ちょっと見、

潜水艦の様だ。

Michael Monsoor Sea Trial

Inside the USS Zumwalt, the Navy's most advanced warship 

 

【転載開始】

最新鋭の米駆逐艦が進水【動画】
© AP Photo/ Robert F. Bukaty
米国
2017年12月07日 12:41(アップデート 2017年12月07日 09:22) 
米国のズムウォルト級ミサイル駆逐艦の2番艦が進水したと、ニュースサイト「Navy Recognition」が伝えた。
スプートニク日本

この駆逐艦は5日にメーン州バースの造船所「Bath Iron Works」を出航し、大西洋での試験航海に向かった。米海軍は同艦を2018年に受領する予定。

ズムウォルト級は全て、機械駆動を併用せず、電気推進のみで推進する。
1番艦(DDG-1000)は13年10月29日に進水した。

ズムウォルト級は全長183メートル、排水量1万4700トン、速力は最大30ノット。

1隻当たりミサイル80発分の「Mk.(マーク)57」垂直発射システム(VLS)20基、155ミリ先進砲システム(AGS)2基を装備する予定となっている。


また、ヘリコプター「MH-60Rシーホーク」1機と無人航空機「MQ-8ファイアスカウト」3機を搭載できる。【転載終了】