飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

ラーメン紀行 本物のラーメンは生麺にあり!!

2010-12-27 17:51:20 | ブログ

広島とラーメン

そして、製造直後の生麺(出汁付き)が届く 

十日市町
 麺と言えば、中国が本場だ。ラーメンと言えば、最近では日本が名を馳せているように思われる。日本人はラーメンが大好きだ。
 
 それに漏れず、私もラーメンが大好き。ついつい、美味しいラーメンに出会うと、大盛り、あるいは追加麺で量を過ぎてしまうので、極力食する回数を厳選している。ラーメンは食べ過ぎると太る。
 
 それだけに、畢竟(ひっきょう)質を選びたくなる。質と言えば、ラーメンでは麺(めん)と出汁(だし)となってくる。トッピングは大事だが、それが如何に良くても質の良いラーメンとは言えない。
 
 それにしても麺と言えば、生麺だが、これがなかなか手に入らない。殆どはゆで麺か乾燥麺だ。インスタントなどは乾燥麺が主流だし、それはそれで技術が進 んでインスタントラーメンでは日本は世界に冠たる存在だが、求める美味しいラーメンの範疇(はんちゅう)に入れ

る事は出来ない。生麺
 
 やっぱり、麺は生麺に限る。

 となると、店に行くしかない。美味しいラーメン屋さんを見つけたときは、心のメモ帳に必ず書き付ける。そして、そのメモを必ず取り出して、近くを 通るときは必ず寄ることになる。その時は、その場所に着く前から、心はラーメンモードになってしまい、ほかの食い物は眼中から消え失せてしまっている。
 
 そんな店が、広島にある。冷やし麺専門店
 
 平成も初めの頃であったであろうか、ふとしたきっかけで広島にちょっとの間住んだことがある。広島と言えば、広島風お好み焼きでその野菜たっぷりのヘル シー感が気に入って、嵌(は)まってしまった。丁度、単身赴任でもあったから、一石二丁も三丁も有ったのである。三丁と言うのは、おかしな表現だが、実に ビールと良く合うのである。すなわち、晩酌も兼ねるのには三丁と言うことになる。
 
 そんな日々、ぶらり趣向を変えて立ち寄ったのが、あるラーメン屋だった。そこは『つけ麺専門店』であった。今でこそ、大繁盛店になっており、広島では知 らない人も少なくなっている模様であるが、当時は、店もありふれた場末のラーメン店風情(失敬)で、特段の思いを持って立ち寄った訳ではない。単に趣向を 変えたかっただけである。
 
 そこで驚いたのは、『つけ麺』だったことだ。『つけ麺』今でこそ珍しくなくなったが、私は、その時が生涯で最初であった。そばとうどんでは馴染んでいた が「、ラーメンの『つけ麺』は初めてであった。気に入ったのは、トッピングにしゃきしゃきの新鮮な野菜がたっぷり、麺を隠さんばかりであった。さらに気に 入ったのは、白ごまたっぷりの真っ赤な出汁ダレ。そう『激辛』なのだ。勿論、辛さは、好みで調整してくれる。一発で嵌(は)まってしまった。
冷やしつけ麺
 
 今思えば、時候は初夏の頃であったように思い出される。そう看板には、『冷やしつけ麺』と在ったように思い出される。だから、きっと趣向を変えようと思 い至ったに違いない。『冷やし中華』は、私も馴染んでいる。しかし、『つけ麺』ではない。時候も相まって、この『冷やしつけ麺』には嵌(は)まってしまっ た。
麺と野菜

 
 嵌(は)まると言うことは、中毒に似た感覚がある。別に禁断症状はないが、思い浮かべると居ても立っても居られなくなる感覚だ。今でも時々、広島を訪れ ることがあるが、そうなると必ず、『冷やしつけ麺』が頭を支配する。大体、仕事で広島を訪れる訳だが、まずは『冷やしつけ麺』だ。仕事はその後である。そ んなことはおくびにも他人には言えないだけである。出汁ダレ
 
 地元広島出身の無二の親友が居る。肝胆相照らす仲だ。先輩だが、教養がある。取り分け、地元の広島を語らせたら、右に出るものが居ないとさえ思われる。 その親友を誘って、と言うよりも無理に付き合わして、その店に案内したことがある。それも10年以上も前だ。彼は知らなかった。ちょっと勝てた気がして、 嬉しかった。勝った負けたのはなしではないが、それだけ、その親友は広島の蘊蓄(うんちく)には長けている。
先輩
 
 その彼が最近曰く、「今、広島は激辛つけめんが、一種のブームになっている。君のあの店の冷やしつけ麺だ。」 嬉しいというか、こそばゆい。そして、続 けた。広島の『激辛つけ麺』として、もう何軒も店が出店しているらしい。系列とか、フランチャイズとかそういう細かなことは知らないが、とにかく『激辛つ け麺』ブームらしい。実際、『つけ麺』は全国的に一般化している。東京でも『つけ麺』店は多い。でもちょっと違う。良いものはそれだけに美味しいが、パン チが違う。
 
 そうこうしていると、いきなり彼が贈ってくれた。それがこの『激辛つけめん』だ。懐かしい、あのパンチの効いた『激辛つけめん』だ。麺はもっぱらラーメ ン店仕様の生麺と来ている。トッピングは自分で用意しなければならないが、出汁ダレは良く再現されている。ごまも抜かりはない。湯がきを注意して、自家製 『冷やし(激辛)つけ麺』を家族に振る舞ったら、これが受けた。
激辛つけめん
 
 これなら行ける。食い専門だが、『つけ麺の先駆者』の私としては、これならわざわざ広島まで出向かなくてもあの『冷やし(激辛)つけ麺』を堪能できる。その瞬間であった。
 
 ラーメンと言えば、九州が有名である。いわゆるとんこつラーメンは全国版だ。そして、北は北海道、さっぽろラーメンは知らぬ人はいない。そして、昨今 は、ご当地ラーメンが花盛りだ。意外と広島はラーメンの旨いどころであるとあることは最近知った。そして、北の方は鹹水<かんすい>が多く、西はそれが少 なく、従って含水量に差がある。いわゆる九州とんこつなどは、『バリ堅』とか、『超バリ』とかいう堅い麺が好まれる。九州出身のある友などは、とんこつ ラーメンを注文するとき、『超バリ』をしのぐ、『針金』とか言って、麺の堅さを指定する。初めて知った。
鹹水<鹹水とは、海水より塩分濃度の濃い塩水をいう。>
 
 これは湯がき方の加減だが、大体とんこつラーメンなどは、含水量の少ない堅い麺が多い。その双璧は、さっぽろラーメンなどは、ふっくらした艶っぽいもの が多い。含水量が多いのである。それと熟成も時間を掛けているようだ。だから、こしの強い弾力が生まれる。丁度讃岐うどんのようなぷりぷり感が持ち味だ。
 
 これは鹹水<かんすい>の加減で、含水の量が決まり、熟成の度合いによって腰が出来るのだという。広島はやはり、九州ほどではないが灌水の少ない乾いた麺が主流のようだ。これは件(くだん)の広島の友人の蘊蓄(うんちく)で聞かされた。

 
 今回贈っていただいたラーメンを、お世辞抜きで賞賛していると、件(くだん)の彼は製造元の社長を引き合わせてくれた。なんでも地元広島では有名な製麺 業の中堅企業で、知る人は知っている。会った。麺についての蘊蓄(うんちく)は、さすが2代目社長だけあって、深い。職人気質の一代目のすべてを受け継い だような方だ。どんな質問でも即座に回答する。
 
 当たり前だと思うが、麺のことについて、目からウロコの話は尽きない。家のことについて言えば、大工さんに聞けば、早いのと同じである、すべてのことに ついて今回は書ききれないが、追々書いていきたい。2、3触れるとすれば、ラーメンのあの腰は、鹹水(かんすい)を加えることによって蛋白変性を起こし て、生まれる。うどんに塩、そばに塩を混ぜて捏ねるのと同じ理屈であろう。
 
 鹹水(かんすいは)は、元はと言えば中国で、塩湖の水を使って始まった製麺法であることは承知していたが、それがラーメンの特徴を生み出す。ラーメンが 黄ばみを呈するのは、この鹹水(かんすい)の所為である。独特のアンモニア臭もこのアルカリ塩水溶液に依る。こんにゃくを固めるのも灰汁であるし、古来の 生活の知恵が豊かな食品を生み出した。死海<死海>
 
 これは現代では、堅く食品衛生法によって基準が定められていて、天然物の鹹水(かんすい)など殆どその基準に適合するものはないそうである。鹹水(かん すい)が体に良くないなどという風説があるが、程度もので、水質保全の工業用鹹水(かんすい)などを使えば別だが、殆どに使われる食品用鹹水(かんすい) は純度等厳しい規制がある。
 
 麺は手打ちや自家製麺という持て囃(はや)される傾向が一部にはあるが、大勢ではない。殆どは高性能の製麺製造機で作り出される。手打ちは名人芸は別にして、一般ではないし、小型の製麺製造機では、充分な強い麺は生まれない。もっともな話であった。
 
 こうして作られる麺でも、その殆どは業者(ラーメン屋さん、飲食業)に出回ることがあっても家庭までは行き着かない。生麺だからである。ほとんどは湯が き麺か、乾麺である。生麺には、縮れ麺からストレート麺、熟成度の違いや、先に書いた含水率の違った多種多様がある。そして、湯がき方に麺を生かすコツが ある。
 
 出汁(だし)が家庭では難しい。幸い、良い出汁(だし)メーカーの協力があって業務用仕様を家庭に提供できる事が可能になった。等々、書ききれない話がある。
 
 どうせならと、工場見学までさせてもらった。昨年の暮れ近くの頃だ。そしたら、最初に飛び込んできたものが、表彰と盾である。見れば、長妻労働厚生大臣 の名前があって、大臣賞だと言う。食品安全衛生上の表彰だという。レアものである。そればかりではない。毎年のように何らかの表彰されている。食の安全は 食品業の命である。
製麺工場 表彰状
 
 はたして、本格派のラーメンが家庭に根付くか? そんな未知の挑戦も興味が沸々と湧いてきた。今や、ラーメン名人御用達のラーメンが大流行である。しか し、作るのは名人ではない。いかにも名人御用達と謳(うた)っているが、その殆どはメーカーの宣伝文句であったり、あるいは、結構高価なだけのお仕着せ ラーメンが少なくない。
 
 ご当地ラーメンも大流行だが、御当家ラーメンもアリではないか。それを決定づけるのは、やはり、麺の質が問われる。出汁(だし)は家庭には不可欠であろ う。熱のあるご家庭なら、それも自家製を生み出すかも知れないが、トッピングまではお仕着せ過ぎよう。新鮮で良質のものは、近場で調達するのが一番だ。そ れに安上がりでもある。それこそ、御当家の御当家たる本命がそこで生み出される。
 
 そんなことを考えながら、社長と面談した。社長

 
 『麺(めん)と出汁(だし)』サイトを立ち上げる切っ掛けとなった縁がそこにはあった。この縁が、どのような結果を生むか分からない。ラーメンをこよな く愛する一人の消費者の立場で、立ち上げたサイトである。そして、その狙いは、本物のラーメンを『麺(めん)と出汁(だし)』で、提供するところにある。 それを生かすも殺すもそれを手にした消費者各位であろう。
 
 ご当地ラーメンならぬ『御当家ラーメン』をものの見事実現していただければ、望外の幸せである。(つづく)

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ブロックされた2010年1月28日放送のTBS朝ズバッ!-拡散-

2010-12-27 12:18:05 | 小沢 一郎

消しても、ブロックしても無駄だ!!
しつこく拡散する!!
しつこくする理由がある
大儀、公益のためだ
TBS朝ズバッ!『みのもんた』捏造動画拡散!!


 『天網恢々、疎にして漏らさず』は、現代版『電網恢々、疎にして漏らさず』と言い換えるべきか? 必死にブロックしても、一端、流れた情報は電網に取り込まれ、折りあれば、出没する。


 早速、同志 GhostRiponさんが、見つけてくれた。のみならず、ダウンロードまでセッティングしてくれた。当然、格納した。もうブロックしても、削除しても無駄だ。徹底拡散されるだろう。


 2010年1月28日放送のTBS捏造動画は、ここにある。


 ブロックし、削除を目論むから、こうなる。海保とアッケラカン(菅)と同じだ。やましい想いがあるから隠したがるのだ。隠すから、尚、やましいと勘ぐる。そのイタチごっこは、所詮、多勢に無勢、戦いの帰趨は決まっている。


 過ちは改まるに如かず。この大前提を忘れていると、こうなる。


 大いに拡散を求む!! 投稿者はアカウントは保持しているが、動画の投稿はしていない。YouTubeなり、何なり投稿して拡散をして頂くと有り難い。


 ソースは以下から、ダウンロード出来る。

「tbsnetuzou.mp4」をダウンロード



朝ズバで森ゆうこ議員が語ったTBSによる水谷建設裏献金報道の...
http://www.dailymotion.com/video/xg8hne_yyyyyyyyyyyyyytbsyyyyyyyyyyyyyyyyy_news
。<object width="560" height="373"><param value="http://www.dailymotion.com/swf/video/xg8hne?width=560&amp;theme=none&amp;foreground=%23F7FFFD&amp;highlight=%23FFC300&amp;background=%23171D1B&amp;start=&amp;animatedTitle=&amp;iframe=0&amp;additionalInfos=0&amp;autoPlay=0&amp;hideInfos=0" name="movie" /><param value="true" name="allowFullScreen" /><param value="always" name="allowScriptAccess" /><embed width="560" height="373" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" src="http://www.dailymotion.com/swf/video/xg8hne?width=560&amp;theme=none&amp;foreground=%23F7FFFD&amp;highlight=%23FFC300&amp;background=%23171D1B&amp;start=&amp;animatedTitle=&amp;iframe=0&amp;additionalInfos=0&amp;autoPlay=0&amp;hideInfos=0" type="application/x-shockwave-flash"></embed></object>
朝ズバで森ゆうこ議員が語ったTBSによる水谷建設裏献金報道の捏造動画
アップロード者 torigonn. - 最新のニュースに関する動画を見る。


TBS 朝ズバ!! 小沢一郎裏献金捏造ビデオ(鮮明版)

2010-12-26 21:50:23 | 小沢 一郎

先回に引き続いて
みのもんた氏をズバッと斬る!!
TBSを斬るのかな?
どちらでもいいや?!



 2010年1月28日放送のTBS朝ズバッは、悉く削除された。


Tbs


 正確に言うと、ブロックか。まあ、どちらでも同じこった! やましい思いがそうさせるのだ。


 

 しかし、こういう事は、『頭隠して、尻隠さず』の類で、結局はそのまがまがしい行為を、天下にアピールすることになる。前回、捏造場面の画像を掲載したが、一層鮮明な画像記録があったので、転載しておく。


 みのもんた氏は、視聴者総白痴化作戦のメディア先兵なのだろう。それを否定するなら、堂々と、弁明すれば良いだけだ。出来ないだろう?


 それにしても、同席するコメンテーターの体たらくは、自らの使命と責任に於いて、何と弁明することだろう。少しは信念と良心の発露を真剣に考慮したことがあるだろうか? 若し、それがないとしたら、『電波芸者』の同列に挙げられても仕方なかろう。

 問題動画はブロックされているが、参考になる動画を掲載しておきたい。何れも転載元から知った。


(2-2)「生ヅメをはいだ」無罪判決と朝ズバ断定有罪報道
http://www.youtube.com/watch?v=ep-ffkPQP2c&feature=player_embedded
</object>。


TBS 朝ズバ 小沢一郎裏献金捏造ビデオ(2010年1月28日放送)

次は、東京地検特捜部が裏付けを進めている小沢幹事長側への裏献金疑惑です。小沢幹事長側は全面的に否定をしていますが、JNNは金銭の受け渡し場所に居合わせた人物の貴重な証言を得ました。カメラの前での核心証言です。

「袋は1個?」
「1個」
「袋の中には5000万円?」
「5000万円」
こう証言するのは水谷建設に近い関係者です。水谷建設側から小沢幹事長側へ裏献金が手渡されるその瞬間を目撃したと言います。

その現場とは……
「いっぱい人がいたから。ざわざわしていたから」

疑惑の舞台は都内のホテル喫茶店、2004年10月15日のことでした。
状況は……

まず水谷建設側の5人が先に喫茶店につきました。3人は離れて座り、水谷建設の当時の社長と専務のふたりが先方の到着を待つ形になりました。しばらくするとスーツを着たひとりの長身の男が現れました。

当時小沢幹事長の資金管理団体・陸山会の事務担当だった石川知裕衆議院議員…

「大久保秘書が来るはずだったが来れなくなって石川容疑者が来た」
「石川容疑者が貧乏くじを引いてやってきた」
「石川容疑者の印象は?」
「坊や、まだ学校出たばかりの坊主」
「水谷建設側はどっち側に座った?」
「こっちとこっち」
「こっちから石川容疑者が来て座った」

元社長らの正面に腰掛けた石川容疑者。ここで5000万円が渡されたと言います。
「どういうふうに現金を渡しのですか?何か紙袋なんかに入っていたのですか?」
「紙袋に、お土産用みたいな。絵が描いてあって外側がナイロンでビニールで保護してるようなやつ。

「紙袋はどこに置いてあった?」
「机の上だと思った」

テーブルの上に無造作に置かれた紙袋。
「紙袋の中は現金だけ? おまんじゅうなんかも入っていた?」
「上に新聞紙があった」
「お金を渡して石川容疑者が帰るまで何分ぐらい?」
「10分もなかった」

石川容疑者は紙袋ごと現金5000万円を受け取り、短く会話をかわすと会釈して席を立ったといいます。
「まさかこんなところでそんな大金が動いているとは思わない…」
「もらい慣れている。5000万円なんてあそこからしてみれば大金じゃない」

こうした現金の授受について、石川容疑者は逮捕前こう否定しています。

「ホテルで私に5000万円1億円を渡してよろしく頼むと、まことしやかに報道がなされていますが私は1円たりともそのようなお金を頂いて土地購入の原資にしたことはありません」

そして小沢幹事長は、
「不正な金は水谷建設はもちろんですけど、他の会社からも受け取っていないっ。」

裏献金の受け渡しがされたという10月、同じ月、小沢幹事長の地元岩手の胆沢ダム本体工事についての契約が行われ、水谷建設が下請けに入りました。

「正しい金だとは思わない。それをしなかったら誰も仕事を取れなかったのでは。その時期は。」
「小沢さんの力を期待していたということ?」

「そう思わないとどうにもならない。そういう社会。そうしないと生き残れない時代。」

特捜部はこうした裏献金が東京世田谷の土地購入の原資に充てられた疑いが強いと見て調べています。

「まあ私どもの関心は、小沢さんがね、公共事業を請け負うという建築会社から裏金としてね、献金を受けていて、そのお金がどこに流れたのか
それをキチーとわかるようにしてもらわないとね。だってもらってないと言うんでしょ。さっきのニュースだとホテルの喫茶店で渡したとか…うーん、何が本当なのかわかんない

そうですね。本当のところはまだまったく…
「真相ははっきりしてもらわないと」

            *********

現場に居合わせた人物の貴重な証言を得たと言い、裏献金が手渡される場面のCG画像までつくり、見てきたような再現ビデオを延々と流したあとで、

「うーん、何が本当なのかわかんない」( ゜ ρ ゜ )ボーーーー

みのもんた!おまん、えいかげんにしいや。そこまで人をなめたらいかんぜよ!

              **********

この証言をした「水谷建設に近い関係者」という男性は、後日「日刊ゲンダイ」の取材に応じている。
男性は本当に2004年10月5日なのかと問われて、
「5、6年前のことを覚えている人はいないでしょう。1週間前の夕食さえ覚えていないのに」「04年10月15日とは言っていない。暑くて酒を飲もうとホテルに立ち寄った。水谷の当時の川村社長、小野専務がいた。その日はホテルのクーラーが涼しかったことは覚えている」と答えている。
また、金の受け渡しは見たのか、なぜ金とわかったのか、と問われて、
「正直に言うと、知人から『聞いた』話も番組に入っている。あんなに大きく取り上げられたから、ビックリして知人に確認したが、『話は間違いない』と言っていた」と、友人からの伝聞を自分の直接目撃として話したことも自白している。
石川議員を見たのは確かかとの質問にも、
「石川は以前(別の)グランドパレスホテルで見たことがある」と答えており、石川議員を見たという証言も虚偽だったことが日刊ゲンダイの取材で明らかになっている。
それでも、TBSの広報部は「「私どもが取材した方は、放送した通りの証言をしており、放送内容には何ら間違いはありません」と回答している。

追記12-26

「証言どおり放送している」から問題ないと考えているとしたらTBSの報道姿が疑われてもしかたがないだろう。問題の核心は証言内容の裏を取るための取材をしたかどうかである。事実確認もしないで「証言どおり放送」したことにこそ問題があるのである。
-----追記ここまで-----

             **********

TBSの言うとおりこの再現ビデオが本当だったとしたら大スクープだ。検察も注目するだろうし、他局も追随して大ニュースになったはずだが実際はそうはならなかった。
水 谷建設からの裏献金が世田谷の土地購入の原資になったとの疑惑は検察の不起訴処分で消滅した。大久保秘書が起訴された裁判も「訴因変更」という形で幕が引 かれた。これは検察の不名誉な敗北を意味する。勝ち目がないこと悟った検察は看板を書き換えることで裁判を先送りにして時間稼ぎを計ったのである
*。TBSも批判を受けてこの捏造再現ビデオを引っ込めることを余儀なくされた。
*訴 因変更を認めた裁判官にも大きな問題があるが、公人であるにもかかわらず裁判官の名前をマスコミは伝えない。裁判所と検察庁が同じ釜のめしを食う仲間(判 検交流)であるという三権分立が裸足で逃げ出しそうな現実がこの日本である。ズブズブの関係と非公開の密室性が彼らの権力の源泉となっている。

しかし、この放送からほぼ1年がたとうとしている12月の今現在も、みのもんた氏は「朝ズバ」の放送の中で、いっさい問題はなく捏造はありませんと繰り返し、秘書らが3人も逮捕されたのに小沢氏は政治とカネの説明責任を果たしていないとの批判を続けている。
彼 がテレビで政治を語るときの口ぐせは「国民不在」である。これは政治家を黙らす効果のあるセリフであるが、彼のしていることは国民不在どころか、国民を欺 く行為であり、反民主主義、反ジャーナリズム的行為であると言わざるをえない。ジャーナリストとしての自覚も経験もないテレビタレントが高額のギャラで雇 われ、テレビ局の政治信条の代弁者となっている事自体が問題とされるべきである。

TBSの「朝ズバ」は、政治家小沢一郎の失脚を図る目的で悪質な捏造ビデオを制作・放送した番組としてテレビ放送史に悪名を残すことになるだろう。

【転載終了】


春ウコンを探して、街に出た!!

2010-12-26 15:55:32 | 癌の治療

あった!!春ウコンがあった!!
日曜市のとある一角、
無農薬栽培の春ウコンに出合った......。
気さくなおばちゃん、そして、その息子さん(?)
写真にまで快く応じてくれた!


 ある情報に基づいて、散策した。目指すは春ウコン。住所の特定はしないが、地方都市の何処にでもよくある日曜市である。

Img_1428

師走だ! 門松も売っている。

Img_1436_2

目指す付近にさしかかった。

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っん!  あった。

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オンパレード。

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自然農法のようだ。

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講釈もしっかりしている。

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快く、写真にも応じて下さった。ブログに載せると云うと、OK!

Img_1447_2Img_1446_3

途中、壺焼き芋をパチリ。

一つ買ったが、写真を写してくれたと云うことで、安くしてくれた。?? 気持ちが良い。

Img_1477_2

今日は寒いから、よく売れている。

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オモシロイ野菜。ターサイと言うらしい。当然買った。何が当然かは、別にない。

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ここにも、あった。

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雑踏を後にする。

Img_1484

途中、オモシロイのでパチリ。

『アナタ!! 私を、借りなさいよ! どうせ3,500円のオカマよ! 』と書いてある。

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買ってきた物を、パチリ。

包んでくれた新聞紙は、アカハタというところが、オモシロイ。

Img_1489

ついでに、秋ウコン、紫ウコンも買ってきた。

Img_1490


 


小沢一郎議員 ロングインタビュー全容(書き起こし)

2010-12-25 15:31:18 | 小沢 一郎

これは記録する価値がある
インタビュー書き起こしテキスト!!
転載する


 小沢一郎ほど、言った言わない、説明責任と揶揄されることが多い。そのための基礎資料にはなるだろう。前日掲載のインタビュー動画全容の書き起こしテキストがあった。


 備忘録のために転載しておく。視聴するより、読むのが得手の方もいるだろう。


【転載開始】小沢一郎議員

ロングインタビュー全容

掲載月日:2010年12月23日
独立系メディア「今日のコラム」

Ozawaiwagami

インタビューアー 岩上安身氏
原出典:本のセンセのブログ

左が岩上安身氏、右が小沢一郎元民主党代表

2010年12月23日 (木)

岩上ー 我々のようなインターネットメディアに対して、

    小沢さんに出ていただこうと考えていただいたのは

    たいへんありがたいのですが出ていただけるようになってきた

    きっかけをお聞かせいただければ

小沢ー 最近要請があった場合には出ようと心がけているのですが

    スピーディーに、ありのままを伝達してもらえるということ

    ですね。

    7,8年前は、選挙なんかでも、僕らの政権の発表や意識調査とは

    一致しなかった。最近急速にネットを使う人が増えて

    一番の特徴はその人たちが行動するようになった。

    行動に移さなかった。

    最近は量も増え、行動に移す人が増えた

    既存のメディアよりも、ネットの方がいいと思う

岩上ー ツイッターなどで呼び掛けて、例えば検察がおかしい、

    ということで呼び掛けるとデモをする。

    見知らぬ人たちが1000人くらい集まったりする

小沢ー ほ~、そうなんですね

岩上ー 情報開示の請願書などで

小沢ー 国民が直接行動するというのが、インターネットで

    量も質も増えてきたように思います

岩上ー 恣意的な編集が行われないというのが

    信頼感のベースにあると思います

    まずは、年明けすぐにでも裁判に臨むかもしれない

    立場なんですが

    強制起訴という結論が出ています。

    先日、主任弁護士になられた

    弘中弁護士が記者会見されまして、、

    被告人の人権というものをきちんと守ってもらいたい。

    そこの折り合いをつけてもらいたい、と会見しました。

    質問させていただきます

    弘中先生と言えば村木事件の主任弁護士でありますが

    選任の理由は?

小沢ー 僕の知り合いの議員で、弘中先生と懇意にしておられる方がいて

    経験の多い人を裁判に臨むには弘中先生が一番適当だという

    推薦がありました、皆さんが勧めてくれたので

岩上ー 弘中先生の方針はどうなんでしょうか

小沢ー 基本的には話していない。ただ、自分自身のことについて

    弁護側として必要なことは私に聞いていただければいいので

    打ち合わせは全くしていない。

岩上ー おまかせしている>

小沢ー 僕は何も不正なことはしていない。

    強制捜査を1年やっても不起訴になったわけですから、

    僕としては最初から隠し立てすることもないし、

    不正は何もない。あとは先生方にお任せする

岩上ー 説明責任を果たせという周囲の声がありますが

    いつもオープン会見をしておられる。

    毎週毎週同じ質問がある、

    その部分だけ、オンエアーされるという

    これは何でこんなことが起こるのかが不思議で、

    全部見せればいいのではとおもっていたんですよ。

    どんな思いで記者会見をつづけておられたのでしょうか

小沢ー 一人の人間として、国民全員に説明するのは不可能。

    だからメディアに

    説明している。どなたでもおいでくださいと、

    記者クラブ以外でもどんな人でもいいですよ、

    という方針でやりましたし、既存の大手メディアから、

    けしからんと言われる理由だったと思いますが、

    本当に改革しようとすると、

    旧体制で既得権をもっている人は反発するにきまっている。

    その旧体制の中で一番既得権をもっていたのが

    メディアじゃないでしょうか?

    情報独占ですから。情報だけでなく、

    いろんな既得権をもっているから。

岩上ー 世論を喚起し、作り上げるとか

小沢ー 既存メディアに本気で挑むと思われているのかもしれませんね

岩上ー クロスオーナーシップについてどうですか?

小沢ー 事実上すでにお題目になっている。徹底しなければならない

    同時に、テレビ、電波の免許、新聞の再販も、

    みんなこれは独占権なんですよね。

    ある程度 競争の原理を入れないと、小泉流とは違いますが、

    そんなこと言うから余計にらまれる(笑)

岩上ー この間 政倫審に出席せよというのがありましたが

    岡田幹事長に書面で出席しない、ということを言われました

    このあたりの理由をお聞きしたい

小沢ー 政倫審は私がロッキードの時に作った。

    捜査を受け司法の場に該当していなくとも、

    政治家が国会の場で説明するという政治的な趣旨なんです。

    政治家としての行為規範に著しく違反した場合に

    説明するということになっています

    去年の三月から強制捜査があって、検察は不起訴でしたが、

    強制起訴になりました。その意味では司法の場に映っている

    三権分立の観点から、

    既に司法の場で検討されようとしている問題を

    さらに立法府でやるというのは原理的に反する

    それを棚に上げたとしても、

    ぼくが出ることによって国会の議論がスムーズに行くとか、

    支持があがるとか、そういうことがあるなら

    出ることはやぶさかではない

    僕が障害になって、野党が審議拒否する、ベタまけする、

    とか、政治家としては

    現実には、私の問題よりも国会運営の問題

    経済だ、社会保障だ、という問題でもっとしっかりせいと

    国民は言っているのではないか?

岩上ー 岡田さんはなんとおっしゃった?

小沢ー 一対一の話だからよくないとおもいますが、

    わたしはさきほどのような趣旨のことをいいました。

    ただ、彼自身は、国会運営でも、

    あらかじめ野党と話し合うべきではない、

    ということをいっているようです。

    そうすると、どうやって国会運営をすると

    いうことになっちゃうんですが、

    お前さん自身の問題だ、ということを言いました

岩上ー 国会対策を認めないという話になりますと、取引が交渉で

    行われてきたのが根回ししてない、ということになりますね

小沢ー 多分、明確に問答があったわけじゃないですが

    そういうことは

    よろしくないとおもっているようです。

    そうすると僕としては、原則の論理に戻る以外ないので

    みんなのためになるなら出るけれど、そうでないのであれば、

    既に司法の場に出ているのだから、それで決着すればいい

岩上ー 菅首相は感情的になっていたというはなしがありましたが

小沢ー いや、岡田さんとおんなじでしたね。

    ともかく出席してくれと。

    既に司法手続きに入っていて、

    国民の前にオープンになっているんだから

    それで決着すればいいんじゃないか。

    先ほどと同じように

    原理論を棚上げしたとして、

    いろんな意味で役に立つというのであれば

    出ることにやぶさかではないが国会は動かない

岩上ー 西松事件の話、検察審査会の話を国民は知らない。

    例えば去年3月、逮捕されたんですが 

    今年の5月、訴因変更が行われて中身が変わっている、

    実質事件が消えているのに、

    この話が全然報道されていない。

    検察審査会の議決の内容が全く公開されていない

    民主党議員の方々が情報公開請求をしたのだが

    黒塗りで全く分からない状態だった。

    次の段階である程度明らかになってきた

    二度目の議決に問題がある。それまでになかった話が

    加えられている。

    おかしいのでは?

    審査員になった一般人の平均年齢が

    三回も変わるという不思議なことが

    おこっています

    お話できる範囲で

小沢ー 当事者ですから、今の制度そのものについての論議は・・

    ただ、党の法務部会でも、二回目の議決についても

    ちゃんと提出しろ、という議決をしたようですけれども

    計算間違いやら何やらはあったと思いますが、

    政治資金収支報告書についての計算間違いと

    報告の間違いはあったかとおもいますが、

    裏金とか、資金を隠そうとか、

    そういうことは全くしていないし、

    秘書たちも全くしてないので、

    しっかりと法廷で明らかにしていきたいとおもっています。

    政治資金そのものについても、

    一般行政についても日本はクローズドな社会である。

    何かあると規制ばっかり増える。

    官僚の権限が増えるだけで

    1円から政治資金は明らかにする。

    何に使ったのかまで全て国民が分かれば、

    次の選挙でおとせばいいんだし、

    そういうことが余りにもクローズドだから、

    ヨーロッパ並みにオープンにしなければ

    ならないというのはこれからの課題だと思います

岩上ー 小沢さんは情報公開してきたと思うんですよ。

    検察や検察審査会も情報公開してもらわないと困りますよね。

    最高検がようやくやり始めましたが、それでも録音禁止ですし、

    フルオープンではないです。

小沢ー 一番の権力は大きなメディアです。

     それが正確に伝えさえすれば、

     かなりの部分オープンになると思うんです。

     最近の記者は、本人に裏を取るということを

     ほとんどしなくなっている

     自分達の都合のいいように報道しちゃいますから。

     大きなメディアがもっと正確に真実を報道してくれたら

岩上ー 可視化ということだと思うんですが、

    取調過程の可視化というのが

    マニフェストにはいっていた。今、ちっとも進んでいない

    どうお考えですか

小沢ー それは日本社会をもう少しオープンにしようとすることの

    一つです。

    行政は権力ですから、

    それの内容はなるべく少なくするようにするのが

    政治ですから。

    しかし今言ったように、おおきなメディアが、

    きちんと勇気をもって真実を語れば、

    日本社会はもっともっと透明になると思います。

    自分達が既得権をもっているから、

    それをやりきれないんですよ

岩上ー 50を過ぎてからこんなことやろうとは思わないわけで

    新しい可能性があると思うんですが

    どうしても前からお聞きしたいことがあります

    巨悪を検察が倒すという構図が

    田中角栄首相が逮捕され追われた。

    あの時正義の味方なんだな、と思い込んでいました

    ところがどんどんどんどんそうではないんではないか?

    ジャーナリストになってからはますます

    ふりかえってみてロッキードはどうなんですか?

小沢ー 悪いことをすればどんな権力者であれ罰せられる、

    それは当然

    政治というのは、日本の国の存否、国民を守るという

    意義がありますから

    単にお金だけの問題に矮小化しちゃって、

    スケープゴートに誰かを立てて、

    それでその場を通り過ぎようとするのはいけないし、

    日本はそれが多い。

    じゃあ、どうしたらいいのか、というところに、

    おおきなメディアが議論をもっていこうとしない。

    こいつさえいなければ全ていいんだ、

    というのはおかしい。

    それは既得権益を守ろうとする動きなんだ

    僕はそんなに不安がる必要なないと思うんですが、

    誰かをスケープゴートにして問題を先送りしてきた。

    日本の政治は悲劇だと思う。

    もっともっと本当の所に迫っていってほしい、

    事実を伝え、真実を語り、

    あとは主権者たる国民が判断をするということになればよい

岩上ー ロッキードでは違法な取り調べが行われていた

小沢ー あの時は最高裁が裁判官単位で免責したんです。

    日本のシステムがないのに。日本の司法に大きな汚点を残した。

    民主主義国家ではあり得ない汚点

岩上ー あれなら免責して勝手なことしゃべらせればいい

小沢ー

岩上ー 背景にアメリカの圧力があった

小沢ー 国際政治の舞台ですから知る由もないですが

岩上ー 外国からの圧力というのはあり得るんでしょうか?

小沢ー アメリカが直接それをやるというのは思いませんけども、

    米政府が時の内閣をつぶそうとするような

    意図的なことをやろうというのはないと思いますけどねえ

岩上ー そうですか~?(笑)

    日米関係に注関係についてお聞きしたい。

    鳩山内閣が崩壊したプロセスをみると、

    普天間辺野古への移設がネックになったと言える。

    鳩山内閣の運営の問題だったというんですが、

    去年ロバートゲーツが来日していらい、

    私 外務大臣の会見に毎日いっていて難じるような

    雰囲気だったことを感じておりました。

    アメリカの圧力はどう掛かっていた?

小沢ー 鳩山内閣をつぶそうというのではなくて、

    ゆうとおりせい、ということなんでしょうね。

    鳩山さんは沖縄のことを考え、

    国外あるいは沖縄以外と一生懸命努力した。

    しかし、外務省、防衛相は全てアメリカの言うがままだった。

    それを乗り越えるのは大変だった。

岩上ー それらが米のいううがままというのはどういうことか?

小沢ー アメリカは日本の復興を助けてくれたのは感謝する。

    しかしその中で官僚も何となくアメリカに依存するようになった。

    依存するというのもあるが、アメリカの言うとおりにしていた方が楽だ。

    国民もこれはよくない。日本国民が舐められて、信用されない、

    これが一番の問題だ。

    日本人が自分の意思をもって自分で考えて行動する

    これがないから信用されないんだ

    同盟は対等な関係であって、対等な関係ではない。

    一方アメリカにしてみると、その方がいいと思う節もある。

    でも、本当に彼らが深刻になった時、彼らだって頼りがいのある国が

    同盟者じゃないと困るはず。

    彼らだってそういうことを考えているはずだ。

    でも、情けない現実が存在する

岩上ー 93年細川内閣

    樋口レポートがあまれて、多角的安全保障というのが言われた。

    また対等関係をうたったんだが、またつぶれた。

    アメリカと対等で相対的に自立してパートナーシップを取ろうとすると

    既得利権をもって楽していこうという官僚財界の思惑

小沢ー それの方が強いですね。それに何も言えない、アメリカも

    前線に大兵力おく必要がない、という戦略に転換している。

    実際沖縄にそんなに海兵隊は今いないですよ。

    日本が自分の考えがないためにそれが言えない。

    自己主張するためには、自分で一定の責任を負わなきゃいけない。

    結局日本人っていうものはそういうもんだ、

    押しつけてカネ出させておけばいいんだ、

    日中も日韓も腹の中では相手にしていない。

    そういうなかで平和が続いていればいけれど、

    マグマがたまりつつある

    中近東だっておんなじだ。

    自分というものをきちんと持っていないと、

    波に翻弄されてついには沈没ということになりかねない。

    日本は日本の役割、アメリカにはアメリカの役割、というものが

    ある。その国力やその条件に応じて役割を果たす、これが対等ということ

    の意味です。何も日本が軍事力を増強して云々という話じゃないんだ

    これからのことを考えると危うい

岩上ー 国内のまとめ役をやった。

    今回のイラク戦争、アフガニスタン戦争と93年の戦争とはどう違う

小沢ー それはないとおもいます。93年の時は大義名分がある。

    だから国連も承認した。

    それで僕はいろんなことを考えて輸送機にエジプトから飛べるように

    することで許可取ったりとか、輸送船兵站を担当してくれ、

    後方の野戦病院も担当してくれ、飛行機での輸送物資を担当してくれないか、

    といろんなことを言ってきた。

    最終的に内閣として決断できなくて、何にも出来なくなった

    アメリカから屈辱的な話された。

    日本の油のタンカーは23席ペルシャ湾にいる、

    自分達の商売のためなら行くのか、

    国際協力だと危ないから断るのか、

    どういうことだ?といわれました。米大使から。

    戦争終わってからそう書いて言った。

    その連中が帰ってきてその連中を慰労した。隊長が言った

    「アメリカのカウンターばp-とに申し訳なかった」

     僕はそういう意味で、実戦部隊を派遣してとか言っていない。

     日本で可能な限りのことをすべきだと

     後方支援も内閣法制局は密接不可分の行為だから、憲法違反だ

     といった。

     戦争というのは兵站。その意味では正しかった。

     イラクの後方支援までは攻撃及ばないし、やれるじゃないか

     今度小泉になってから「後方支援は憲法違反じゃない」と

     言い始めた

     内閣法制局はお上の象徴だ

     政府は自分の政策のために法律作って出す、国会に

     内閣に法制局はいらない。

岩上ー 官僚をおこらせているりゆうですかね

小沢ー 国際政治で言うと、ブッシュ・ジュニアの時代は

    アメリカの単純で悪い部分が出た。

    俺たちの戦争だ、と言った。

    国際合意は必要ないといって戦争を始めた。それでやって、

    フセインは大量破壊兵器はないといってたのに倒しちゃった。

    俺の戦争だといって困ったら助けてとった。

    自分で始めた戦争なのに自分でしりぬぐいをしなさい、と

    アメリカ大使に私は言った

    もう一つ変なのは、ない、と言ってたわけなのに、イラクには侵攻し、

    核持っているというやつを話し合うというのはどういうことだ

    筋道が通らんじゃないか、と。

    現実には北に進攻できない。イラクは武力討伐、

    北は交渉、どういうわけだ。

    その代わり、日米のためにも日中のためにも、友好のために

    一生懸命やっているから、ちゃんと聞いてくれる

岩上ー 5分延長します

    日本が国際社会の力学の中に置かれている

    中国がノーというだけできた北侵攻は不可

小沢ー 中国は現状維持ですから。

    ぶっ壊したらごちゃごちゃになって朝鮮族というのはもともと

    いっぱいいる。

    国民の交流が激しくなって統治の上で非常に困る。

    その気持ちはわかるけど、

    あんな乱暴は止めさせなきゃだめだと言わなきゃいけない。

岩上ー 半島問題非常に緊迫している。

    中国の指導者たちと話し合う可能性はありますか

小沢ー 背景は中国だから、中国が多民族の大きな国家だから

    強い権力でやらないと統治できない。それはわかる。

    しかし民主主義の手法に徐々に変えていかないと

    政権の限界がくるよ、と私は言った

    相手は中蓮部の議長

    こきんとうさんと会うということで、

    ビスコンティの

    「かわらないためにはかわらなければならない」という言葉を

    こきんとうにおくった。

    かわらないとだめになるよ、と直言した。

    短い言葉で彼に送った。

岩上ー 誤解している人も多いと思うんですが

    小沢さんを中国におもねっていると言っている人間も多い。

    中国の利益におもねっているという人もいる

    代表選の時、菅さんと決選をやった。

    演説をしていたとき、領土問題を述べていた

    中国に対するけん制のように聞こえました

    そういう意味でおっしゃりたかった?

小沢ー 前から言ってますからそれは。前から中国にはね。

    尖閣諸島は中国の支配下に入ったことは一度もない。

    琉球の一部だ。

    だから日本の領土だ、そこは絶対譲らんよ

    とうしょうへいにまかせたもんだから

    もう20年たってるじゃねえか。

    もう解決しなさいと。

    日本の領土ということで完全決着だ。曖昧にはできないよ!

岩上ー 稚拙な対応 アメリカ頼み、いきなり釈放

    小沢さんだったらどう対応していましたか

小沢ー 事実通りであれば、明らかに領海侵犯だから

    法に照らして処分すべき。

    釈放の決定を那覇地検の次席検事が発表。

    これはまったくおかしい。

    役人が国際間の重大問題に関が見て釈放とか逮捕とか、

    そんなバカなことはあり得ないことですよ

    民主主義国家として。政府が決めるべきです。

    それ以上に大事な国益にかかわる問題だから、

    政府がしっかり言わなきゃいけない。

    一官僚にいわせるなんておかしい。

岩上ー 実際は

小沢ー 事実上命じた

    あれは那覇地検が決めたことというのは禍根を残す

岩上ー 内閣がきちんと決断し、生じる責任を政治家がとる

小沢ー 国民を代表する政治家が責任を取らないといかんですよ

岩上ー 政治主導という話が出た。

    枝野氏が「主導はうかつだった」

    企業団体献金禁止をころっと変える、消費税も変える

    ことごとく09年マニフェストをひっくり返すのは納得いかない

小沢ー 国民の皆さんに約束したことは守ろうという努力を一生懸命

    旧来の体制でやったらカネがないに決まっている

    現実の壁があったから我々の理想の旗を捨てるというのは

    それじゃ国民に申し訳が立たないし 見放されていくに

    きまっている。

    そこは、それぞれ民主党の議員それぞれが使命・責任を

    強く認識しないといけない。【転載終了】