あさチャンサタデーで 調剤薬局の事を取り上げていました。
医師会関係の人や 国会議員も並んでいましたが
詰めか甘い!というか そんなこともう知ってる!
ということしか言ってなかった。
たぶん、病院内に薬局を設けることを許可しようという
流れがあるので、そのための企画だったのでしょう。
同じお薬でも、支払金額が院内薬局と 院外薬局では全く違う。
それは院外薬局の報酬が高いから。
では なぜ高いのか。
医薬分業体制にするときに、薬局の役割を大きくしていたので
そのための報酬だった。
しかし、実際には考えられていたシステムが機能していない。
当初考えられていたのは、あちこちの病院で処方される薬を
薬局で一括管理するということだった。
たとえば、歯医者で出された薬と、内科で出されて薬を
同時に服用しても大丈夫なのかということを薬局で判断する。
あちこちの病院にかかっていても、薬局がそのように機能すれば
総合病院的な管理ができると考えたのでしょう。
薬局は 「お薬手帳」で判断する予定だったのでしょうね。
私は思うには、そんなの診療報酬なんかなくたって
当たり前のことじゃん!!
そもそも、そういうところまで薬剤師の仕事でしょう。
考えなしに、どんどんお薬を袋に詰めて渡すだけなら
私だってできます。 (← と思います)
エライ大臣みたいな人は、
薬に関する知識は薬剤師の方が数段上だし、ジェネリックなど
新薬も増えているので、医薬分業は今後も進める。
と、言っていました。
言っていることは正当のように思えるけれど、診療報酬を
増やさなくても出来たと思う。
お薬手帳の導入だけで、済んだ話じゃないのか?
アナウンサーは 「そういえば、医者に症状を話して薬を処方して
もらったのに、なぜ薬局でもう一度離さないといけないのかと
疑問だった」と言っていました。
それ、410円払ってんですよ!
そこのところを あの番組で明らかにする必要があったのに!
みのさんが司会だったら あれで終わることはなかったな~。
彼の切込みがズバっと入るところがもう一度見たい。
病院の周りにずらりと並ぶ薬局を
門前薬局というそうです。