ボランティアで参加している体操教室に、少し認知症気味の方がいます。
でも、その方は手芸が得意でかわいいストラップなどをたくさん作っています。
お手玉も作っていると言っていたので、貸してもらえないかとお願いしたところ
20個くらい作って持ってきてくれました。
その上、ゆり玉というお手玉のジャグリングの達人でした!
お年寄りの集まりには必ずと言っていいほど、一人はお手玉の達人がいます。
介護予防体操のあとに、10分くらいのオマケの体操をやる時間があるので
お手玉を使って、「瞬発力の訓練」「お手玉キャッチ、右左」「左右同時に投げて取って」など
簡単ですが「利き手じゃないほう」でやると難しくなります。
高く放り投げると一層難しくなります。
最後に輪になって、「お手玉リレー」。
歌に合わせて自分のお手球を隣の人に渡していくだけですが、テンポをどんどん上げると
結構スリルがあります。
歌が終わると、なぜか二つ持っている人、無い人がいて爆笑です。
途中で落とすと、どんどん溜まります。ここでも爆笑。
こんなことで、こんなに笑えるんだ!と私も大笑い。
この日は、サポーターの訓練中の男性が一人ゲストで参加していました。
お手玉になると、最初はちょっとやっていたのですが、あまりうまくできないせいか
「白内障で手術した」とか何とか言ってやめてしまいました。言い訳になってないと思いますが。
ほかの男性は「できないことに慣れている」ので「できない、できない」と笑いながらやっています。
この男性たちも、最初はこの日のゲストさんと同じでしたが
1年も「できなくてもいいので、最後までやると効果があります」と言われ続けているので
「そう言われても~」などと言いながらも一緒にやってくれるようになりました。
なんせ、できない見本を私が見せているのでね。
(↑ デモンストレーションになってない・・・)
この日もさんざん落とした。