ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

師走のボランティア

2017年12月05日 | ボランティア
12月2日(土)は隔月でおこなっているディケアセンターでボランティア演奏。





ドイツ旅行から帰ってきてというもの、時差ボケと疲れによる体調不良が3週間ほど続き、やることは最低限のことのみ。
ボランティアもハーモニカの練習より、ギターの練習のほうにウエイトがあったくらいでした。


いつものように、各人ソロ2曲、歌声コーナー5曲、合奏2曲、それにプラス「きよしこの夜」。
合奏のうちの一つはクリスマスの月ということで、映画「タイタニック」に使われた「主よみもとに近づかん」。

歌声コーナーのために、歌詞カードを見やすいよう大きくしようと、fuyoyoさんが作成した1頁1曲収載のファイルを配るようにしました。(終わったら回収します。)


今回もボクの演奏の1曲はfuyoyoさんのウクレレ伴奏。ウクレレは回を重ねるたびに上達しています。


サプライズは、通所者のかたたちから僕らへハンドベル演奏のプレゼントでした。
曲は「よろこびの歌」。

 


ホワイトボードの色をみながらハンドベルをふり、みごと完奏。
これはうれしかったですね。

間に休憩(お茶の時間が5分ほど)を挟んで約1時間。
終了後、みなさんとテーブルを囲んで、おやつをいただきながら茶飲み話を少ししてくるのですが、「私とあの人は大正11年生まれで来年は干支なんですよ」なんて聞くと、ン、大正・・・、いくつだっけ?・・・・、12×8=96。
いよいよ100歳の時代になろうとしています。
見習いたいものです。

いつものデイケアセンターで

2017年10月12日 | ボランティア
10月7日(土)、いつものデイケアセンターでハーモニカ仲間と演奏してきました。

ここでは、出来る範囲で、各人の好きな曲、吹きたい曲を2曲やる、というのを基本として、合奏2曲、そして歌声5曲が毎度のパターン。

いつもソロはほとんど新しい曲ですが、このところ何かと気ぜわしいので、以前やった曲をやりました。




毎回新しい曲というのは、ふだん弾いていないギター伴奏がけっこうたいへん。せめて曲の感じくらいは出したいし。
以前やった曲はおさらいするだけ。合奏もそうで、これは楽でした。

ぼくらの演奏で少しでも元気が出てくれればといつも思います。


演奏終了後、少しの時間、みなさんとテーブルを囲んでお茶してくるのが恒例。それはいいのですが、会話するのは相変わらずたいへん。話の糸口がなかなか見つりません(初対面のかたと会話するのに苦労するのは日常でもよくありますよね)。

なぜかというと、一つのテーマで数人と一緒に話すことがなかなか成立しないんですね(ひとりの人に話しかけるのなら、話の糸口はあるのですが)。

そんなことをもどかしく感じつつも、和気あいあいとお茶して帰ってくるのです。

次回は12月はじめ。

第18回デイケアセンターボランティア

2017年06月19日 | ボランティア
17日(土)は草加ハーモニカウインドの面々と市内のデイケアセンターでボランティア演奏をしてきました。
隔月恒例となっています。

今回の歌声コーナーの選曲はフトマサさん。歌ったのは「森の水車」「みかんの花咲く丘」「浜辺の歌」「めんこい仔馬」「南の花嫁さん」。アンコールで、リクエストがあった「美しき天然」。

ぼくがギター伴奏と歌のリードをとるのですが、「南の花嫁さん」や「めんこい仔馬」といった戦時中の歌は覚えにくくてまいりました。
「森の水車」も戦時中の歌。歌詞が戦時中だと思わせる、「もしも私がなまけたり」なんていうところが出てきたり、なかなか興味深いです。
ま、何でもやってやろう、というのがこのボランティアの趣旨ですし。

デイケアの皆さんはさすが。若い頃、聴いたことがあるのでちゃんと合わせてくれました。


何でもという意味では、フトマサさん。
今回、サンサーンスの「白鳥」をやりたい。「和谷先生の教本にあるやつ。コードはなし。よろしく」とのこと。
素人ギター伴奏にこういう曲って、NHK朝ドラ「ひよっこ」のみね子の台詞のように、「お父さん、なんだかとても難しいです」
って言いたくなります。

ギター伴奏はコードがなければ始まりません。
4月に「クラシック名旋律全集」を手に入れたけれど、いつ役立つかなんて、ここで書きましたが、早くも使うときが来ました。
伴奏、適当にやってくれればとはいうものの、ハープやピアノのように16分音符はむり、8分音符のアルペジオでなんとかやりましたが。
この「白鳥」、何回か出てくるディミニッシュ・コードがとてもすてきでした。

fuyoyoさんは「城ヶ島の雨」。
日本の歌曲って難しいんです。YouTubeでみた流行歌手ふうの伴奏でいいとは思わないし。
ハーモニカの演奏はばっちり。伴奏は、ま、なんとか雰囲気は出せていたかな。

ぼくのソロは、fuyoyoさんのウクレレ伴奏で「ユー・アー・マイ・サンシャイン」とカラオケで「「ハナミズキ」。ウクレレは回を追うごとに上達しています。




今回、やってしまったのは、PA機材のうちマイクを忘れたこと。これはショック。
家に取りに戻ったので演奏本番は10分強遅れてのスタートとなりました。
もう一つ、じつはハーモニカも忘れたのです。そんな...。  予備がバッグにあったので事なきを得ましたけれど。

ああ、ついに...。という感じです。
「お父さん、これはまずいです」

そんな出来事がありつつも、今回も皆さんと楽しい時間を過ごすことができました。

次回は8月5日(土)です。
歌声の選曲はfuyoyoさん。「何を選んでくるか楽しみですね(増田明美さんふう)」。

17回目のボランティア

2017年04月24日 | ボランティア
4月22日(土)の午後は地元デイケアセンターで17回目のボランティア演奏。



PAのセッティングはメンバーが慣れて来て、10分くらいで済むようになりました。片付けも5分くらい、これはありがたいですね。

メンバー4人それぞれソロの曲2曲、合奏3曲、歌声5曲が毎度のパターン。

この日は夜に越谷市北部市民会館劇場でオープンマイクONステージというイベントにでるので、合奏の3曲は同じ曲を演奏。予行演習です。
ところが、オープニングの合奏では何でもないところでバラバラになったりするんですね。怪我の功名でオープンマイクでは上手く行きました。

実はワッシーの長兄、パリにいるギタリストのアレンが5月3日に来日。5月6日のワッシーのシュガーヒルライブに出演するとのこと。そこで、ぼくにハーモニカで日本らしい曲を1曲吹いてと依頼がありました。ワッシーが好きなのは古賀メロディーや美空ひばりなので、バンドのピアニスト・ひろみさんの伴奏で「リンゴ追分」と「津軽のふるさと」をメドレーでやることにしました。

なので、このボランティアではその予行練習として「津軽のふるさと」をカラオケをバックに吹きました。しかし、カラオケを入れたiPhone7のライトニングを忘れてしまい、音声ケーブルをミキサーに繋げられなかった。  ライトニングって面倒。仕方なくiPhoneにマイクを近付けて何とかクリアしたという次第。

もう1曲はfuyoyoさんのウクレレ伴奏で「サリーガーデン」。今回はアルペジオ入り。fuyoyoさんのウクレレ、着実に上達していまして今後が楽しみです。

歌声コーナーは
「茶摘み」「ずいずいずっころばし」「朧月夜」「港が見える丘」「ソーラン節」。

今回、fuyoyoさんは「G線上のアリア」を演奏。前にやったことがあって、リクエストがあったのです。さすが、クラシカルな格調高い演奏となりました。(ギター伴奏、研究しましたよ)

メンバーの皆さん、ソロの曲は好きな曲を選んでくるのですが、どうも伴奏者の技倆がどんなものか(僕のギターの腕前はアルペジオがやっとまともになってきたというレベル)を把握していないふしがあります。また、工夫してきた部分をわかってくれない。吹くのがせいいっぱいで聴いていなかったなんて。さもありなん。
また、楽譜について、ないけどやりたい。あと、キーはこれでとか。
うーん、好きな曲をやるには自分が譜面を用意する、もちろんキーは自分が吹くキーに移調したものが常識なんだけど...。

ハーモニカの楽譜って、数字譜が入った複音の楽譜はたくさんあります。けれど、クロマティックハーモニカにとってはそれは低いか高いかどちらかということも少なくありません。
そんなこんなで、伴奏といい、楽譜といい、いつもながら悩ましいのです。
この苦労、分かってね、といいたい。

ただ、このところ楽譜のストックをどんどん増やしているせいか、対応力は向上しています。
フトマサさん、森山直太朗の「さくら」を希望。しかしオリジナルはA♭。僕も吹いたことがありますが、これが難しい。手元にYAMAHAが出している『ピアノ』という月刊誌があって、キーをGにしてテンポを倍の長さにした簡単な楽譜があったので、フトマサさんはこれでバッチリ、いい演奏ができました。

「さくら」について、デイケアセンターのスタッフの方によりますと、息子の中学校の卒業式の歌は今、この「さくら」なんですよ、と。
そうなんですね、時代は変わっています。

「仰げば尊し」は遠くなりにけり、というオチになってしまいました。

今年最初のハーモニカウインド・ボランティア、そして楽譜について

2017年02月26日 | ボランティア
2月18日(土)、草加ハーモニカウインドはいつものデイケアセンターでボランティア演奏でした。今年最初、通算16回目です。



今回もリハは2回。各人ソロ2曲で計8曲、合奏2曲、歌声5曲、合計15曲。とにかく、このグループ、合奏曲でも歌声でも繰り返しやっている曲は割と少ないのでレパートリーという概念があまりありません。普段やれない曲をどんどん楽しもうという考えです。ですから、ギター伴奏の事前準備が大変。

たとえば、クラシックの曲って有名な曲でピアノ伴奏譜はあってもコード譜がないことが多いんですね。しかもクラシックはコードが複雑。
フトマサさん、エルガー「愛の挨拶」を希望。コード譜がないので却下と言いたかったですが、前半のコード譜は見つかったので後半は適当に付けてやりました。

(注:じつはドレミ楽譜出版社から「クラシック名旋律全集」というタイトルでコード譜付きが出ていました。文京区図書館にこの本が置いてあったので、いつか使えるかなと思っていたら、2年くらい前に消えてしまいました。廃棄処分されたのかな。書名がうろ覚えだったため、購入したくとも出来なかったのですが、今回のボランティアが終わったあとに判明。たまたまe-honで入手可だったので注文してしまいました。 使うことがあるか定かではありませんが。)

なんだかんだいいつつ、時間かけているぶん、ぼくのギターの腕前も少しは上達している気がします。


楽譜のことについて言えば、歌声コーナーは歌いやすい音域に移調することが少なくありません。ふだん歌っていない人が出せる高音は五線譜第3間のドがせいぜい。歌謡曲でも文部省唱歌でも、さらに高いレ、ミ、ファまでありますが、歌っていない人やお年寄りでは苦しくて声が出ないのです。

クロマティック・ハーモニカ合奏用の楽譜も響きのいい中音域に、そして吹きやすいフラットの調に移調することが再々。あと、ほかの楽器用に編曲された合奏曲やコーラス曲も。

これをじつはカワイの楽譜読み取りソフト「スコアメーカー」で読み取って移調しています。このソフト、値段の高いのが難点ですが、音符に関して読み取り精度はかなりのもの。
自分で楽譜ソフトに打ち込んでいたら時間がかかり過ぎて、とてもこれほど多様な曲はやれなかったでしょう。

でも、♭を3つ、4つ付けたいけど、それだとみんなで吹くのが難しいと思われる曲は音域が少し低くても妥協してハ長調(C)、イ短調(Am)にしています。すると、スムーズに吹けちゃうんですね。


今回の歌声コーナーは、「たのしいひなまつり」(キーはC)、「仲良し小道」(C)、「炭坑節」(F)、「山小舎の灯」(C)、「あざみの歌」(Cm)。
「山小舎の灯」はDにしたかったけれど、吸音ばかりになるのでCにしました。

ソロ演奏は、ぼくはfuyoyoさんのウクレレ伴奏で「早春賦」を演奏。あとカラオケで「出船」。生音で伴奏してもらえるっていいですね。




fuyoyoさんは「なごり雪」。これをぼくはフォークギターで弾き語り用に書かれた楽譜に忠実に、フィンガーピッキングにハンマリングを入れながらやりました。難しかったですが、結構行けたと自画自讃。

そんなこんなで、今回も通所している皆さんと楽しい時間を過ごせました。