ハーモニカな日乗

すばら式ハーモニカライフ、ガーデニングなどその他日常雑多を綴る。

17回目のボランティア

2017年04月24日 | ボランティア
4月22日(土)の午後は地元デイケアセンターで17回目のボランティア演奏。



PAのセッティングはメンバーが慣れて来て、10分くらいで済むようになりました。片付けも5分くらい、これはありがたいですね。

メンバー4人それぞれソロの曲2曲、合奏3曲、歌声5曲が毎度のパターン。

この日は夜に越谷市北部市民会館劇場でオープンマイクONステージというイベントにでるので、合奏の3曲は同じ曲を演奏。予行演習です。
ところが、オープニングの合奏では何でもないところでバラバラになったりするんですね。怪我の功名でオープンマイクでは上手く行きました。

実はワッシーの長兄、パリにいるギタリストのアレンが5月3日に来日。5月6日のワッシーのシュガーヒルライブに出演するとのこと。そこで、ぼくにハーモニカで日本らしい曲を1曲吹いてと依頼がありました。ワッシーが好きなのは古賀メロディーや美空ひばりなので、バンドのピアニスト・ひろみさんの伴奏で「リンゴ追分」と「津軽のふるさと」をメドレーでやることにしました。

なので、このボランティアではその予行練習として「津軽のふるさと」をカラオケをバックに吹きました。しかし、カラオケを入れたiPhone7のライトニングを忘れてしまい、音声ケーブルをミキサーに繋げられなかった。  ライトニングって面倒。仕方なくiPhoneにマイクを近付けて何とかクリアしたという次第。

もう1曲はfuyoyoさんのウクレレ伴奏で「サリーガーデン」。今回はアルペジオ入り。fuyoyoさんのウクレレ、着実に上達していまして今後が楽しみです。

歌声コーナーは
「茶摘み」「ずいずいずっころばし」「朧月夜」「港が見える丘」「ソーラン節」。

今回、fuyoyoさんは「G線上のアリア」を演奏。前にやったことがあって、リクエストがあったのです。さすが、クラシカルな格調高い演奏となりました。(ギター伴奏、研究しましたよ)

メンバーの皆さん、ソロの曲は好きな曲を選んでくるのですが、どうも伴奏者の技倆がどんなものか(僕のギターの腕前はアルペジオがやっとまともになってきたというレベル)を把握していないふしがあります。また、工夫してきた部分をわかってくれない。吹くのがせいいっぱいで聴いていなかったなんて。さもありなん。
また、楽譜について、ないけどやりたい。あと、キーはこれでとか。
うーん、好きな曲をやるには自分が譜面を用意する、もちろんキーは自分が吹くキーに移調したものが常識なんだけど...。

ハーモニカの楽譜って、数字譜が入った複音の楽譜はたくさんあります。けれど、クロマティックハーモニカにとってはそれは低いか高いかどちらかということも少なくありません。
そんなこんなで、伴奏といい、楽譜といい、いつもながら悩ましいのです。
この苦労、分かってね、といいたい。

ただ、このところ楽譜のストックをどんどん増やしているせいか、対応力は向上しています。
フトマサさん、森山直太朗の「さくら」を希望。しかしオリジナルはA♭。僕も吹いたことがありますが、これが難しい。手元にYAMAHAが出している『ピアノ』という月刊誌があって、キーをGにしてテンポを倍の長さにした簡単な楽譜があったので、フトマサさんはこれでバッチリ、いい演奏ができました。

「さくら」について、デイケアセンターのスタッフの方によりますと、息子の中学校の卒業式の歌は今、この「さくら」なんですよ、と。
そうなんですね、時代は変わっています。

「仰げば尊し」は遠くなりにけり、というオチになってしまいました。