自己流、大いに結構！

昨日、ＳＴＡＰ細胞の論文に関して小保方さんが記者会見をされました。

テレビのコメンテーターの倫理面からの批判は横に置いとくとして、「ねつ造と過失は違う」というシンプルな主張だと受けとめました。

それよりも、「学生の頃からいろいろな研究室を渡り歩き、自己流でここまで走ってきた」と未熟さを繰り返し謝罪していましたが、私としてはこの発言に共感を覚えましたね。

「自己流」、大いに結構じゃないですか。
ＮＰＯにしろベンチャー企業にしろ「自己流」であるところに良さがあり、「自己流」だからこそこれまでとは全く異なるアプローチができるわけで、既成概念の延長線上ではイノベーションは起し難いですからね。

社会を変えてきた人たちの多くは「自己流」で、その時代には「変な人」だと批判されてきた人ばかりでだと思います。

最初に空を飛ぼうとした人は狂人扱いされたと思いますが、空を飛びたいと思ったからこそ現在に飛行機があるわけで、空を飛びたいと思えるか否かが最も重要なことなのではないでしょうか。