昨夜の皆既月食は、残念ながら横浜の我が家からは見ることができませんでした。
天体観測に特段の興味があるわけではありませんが、何か損をしたような気持ちになります。
ところで、江戸時代の天体観測はどんな感じだったのでしょうか。
天文方の渋川景佑が幕府からの命を受け、天保9年(1838年)から安政元年(1855年)の間に観測を続けた観測記録「霊憲候簿」の献上本201冊が内閣文庫に所蔵されています。
既に、太陽、月、五星(水星、金星、火星、木星、土星)、恒星、日食や月食などの観測に加えて、気象観測も行われていたそうです。
これは、天体からの光が地球の大気で屈折を起こす現象である大気差の値が湿度や気圧によって変化するため、これを補正するデータを取るためだったということですから、只々驚くばかりです。
某ごときが天体観測の世界に足を踏み入れなくて良かったと、つくづく思った夜なのであります。
天体観測に特段の興味があるわけではありませんが、何か損をしたような気持ちになります。
ところで、江戸時代の天体観測はどんな感じだったのでしょうか。
天文方の渋川景佑が幕府からの命を受け、天保9年(1838年)から安政元年(1855年)の間に観測を続けた観測記録「霊憲候簿」の献上本201冊が内閣文庫に所蔵されています。
既に、太陽、月、五星(水星、金星、火星、木星、土星)、恒星、日食や月食などの観測に加えて、気象観測も行われていたそうです。
これは、天体からの光が地球の大気で屈折を起こす現象である大気差の値が湿度や気圧によって変化するため、これを補正するデータを取るためだったということですから、只々驚くばかりです。
某ごときが天体観測の世界に足を踏み入れなくて良かったと、つくづく思った夜なのであります。