菅首相は昨夜、河野太郎行政改革担当大臣を新型コロナウィルス感染症のワクチン接種の担当大臣に任命しました。
施政方針演説では触れられていませんでしたから、突然の指名でコロナ対応の後手批判をかわし、積極的な姿勢をアピールする思惑がミエミエですね。
とは言え、河野大臣とは二宮町商工会や湘南マラソン実行委員会などで何度もお会いしたことがありますので、その手腕に大いに期待したいところです。
ワクチンは2月末には接種が開始されると言われていますので、オリンピック前には多くの国民が接種できると考える方もいらっしゃると思いますが、そんな簡単でないことは明らかです。
アベノマスクを思い出してください。アベノマスクは倉庫に山積みしたものを郵便屋さんがポストに投げ込みましたが、それでも全世帯に2枚づつ配るのに何か月もかかりましたよね。
ファイザーのワクチンはマイナス70度で輸送・保管し、お医者さんに打っていただかないといけないのです。
それも2回ですから、1万人のお医者さんが1万回打って、やっと国民の半数ということになります。
必要な方に接種されるには、今年中でも無理ではないかと・・・
余談ですが、マスクの「大磯 照ケ埼」は、地元の大磯町の照ケ埼海岸のことで、日本屈指のアオバトの観察地として有名なところです。