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NPOの現状や日々の雑感などを徒然なるままにお伝えします。

徳富蘇峰記念館(蘇峰堂)の梅

2010年01月25日 | 地域情報・まちづくり
徳富蘇峰という人物をご存じでしょうか。一口には言論人と表現するのでしょうか、明治、大正、昭和にかけてジャーナリスト、政治家、歴史家、評論家など様々な立場で活躍した戦前の日本における最大のオピニオンリーダーの一人です。

蘇峰が残した膨大な資料は、晩年の秘書を努めた塩崎彦市氏に引き継がれて、蘇峰の13回忌にあたる昭和44年に二宮の塩崎邸内に建設された記念館で保存されることとなりました。現在は、塩崎氏の死去に伴い設立された徳富蘇峰記念塩崎財団が、博物館として一般公開しています。

蘇峰の交友関係は、私の理解を遙かに超えるほど広く、勝海舟、伊藤博文、森鴎外、夏目漱石、山本五十六、東条英機、与謝野鉄幹・晶子、高浜虚子、溥儀など各界の著名人(約1万2千人)と交わした蘇峰宛の書簡(約4万7千通)が記念館に所蔵されています。







また、蘇峰堂には「神奈川の花の名所100選」に選ばれている素晴らしい古木の梅園がありますが、このところの暖かい陽気で花も開き始めました。今は、一分から二分咲きというところでしょうか、これからが見頃となります。













蘇峰堂へは、JR二宮駅北口から徒歩で15分程です。大磯方面の出口から案内版が設置されていますが、帰りの順路が分かり難い場所もありますので、予め同館のホームページで確認されてからお出掛けになることをお薦めします。

記念館開館日   月・水・金(2月は土日も開館)
開館時間       午前10時~午後4時
観覧料         大人500円 小中高生200円
梅園入場料     一人100円(梅の開花時期は常時開園)
*駐車場はありませんので、必ず徒歩でお出掛けください。
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