私の友人で演劇一筋で今までやってきて独身のまま今も「青年座」で頑張っている女性がいます。彼女からのお誘いで下北沢の本多劇場へ行きました。
水上 勉 作「ブンナよ、木からおりてこい」は蛙が主人公ですがそれを取り巻く動物を通して人間社会をもじっているものです。蛙のブンナは鳥のように空を飛べて自由に広い世界を見たい、と仲間の制止も聞かず未知の世界を求めて椎の木のてっぺんに登ります。
然しそこは生きるための壮絶な戦いが繰り広げられています。弱肉強食、死と再生(輪廻)、自然と人間。水上 勉氏の人生観をよく表しています。若い俳優と一緒に私と同じ年齢の彼女も含めて、エネルギー溢れる役者たち。素晴しい演技と共に感動を与えられました。
下北沢は若者で溢れかえっていました。駅から5分の所に本多劇場はあります。
ほらね、天井は素晴しい模様
ごったがえしているお店ののれん?も、かっこいいかな?
お芝居の帰りに下北沢の駅に着いたら、何の撮影か
変な格好の人をカメラマンが指図していました。やっぱり下北沢は
ナウイのかな?(誰か文豪の風情ね)