主人が入社の頃通っていた中央研究所のあった「大井町」
その大井町から東急大井町線に乗って「九品仏」という駅で
降りたら目の前にそのお寺はあります。
冬枯れの中でも松の木のお出迎え。
参道を歩くと
あちこちにお地蔵様
立派な門を潜ります。
仁王様(寺を守っています)
鐘楼の側の河津さくらは散りかけて。
目的の九品仏(九品仏)を拝見
九品(くほん)とは浄土宗の経典から極楽に往生を願う人の
性質や行為によって九種に分けられた往生人の階級に
ついて説明です。
上品(じょうほん)中品(ちゅうほん)下品(げほん)
これらの佛様が祀られています。
初めて拝見した青い頭髪
佛様には三十二相八十種あると言います
髪の毛が真珠のように青いとする髪色好如青珠。
中央と左
中央と右
手の形が違います
本堂には立派な佛様、釈迦牟尼如来が安置されています
力強く見守っていらっしゃいます。
開山は江戸時代初期の高僧「珂碩(かせき)上人」
四代将軍徳川家綱公(1678年)から奥沢城址であった
この地を賜り、浄土宗所依の経典である「観無量寿経」により
この寺が創建されました。
3年に一度の来迎会(おめんかぶり)の行事は
無形文化財に指定されています。
久しぶりの大井町からの旅は興味深く素敵な旅になりました。