長光寺のすぐ隣には 康安元年(1361年)開山 「日蓮宗・妙宣寺」があります。
このお寺でもしだれ桜は悠然と咲き誇っていました。
山門の横にこのような素敵な言葉。
山門を覆うしだれ桜・歩み入る人に幸せを与えています。
このお寺の歴史は、この美しいしだれ桜の華やかさに比べて
力強い信仰に基づいた日親情人のすさまじい生き方の上にあります。
1407年この地に生まれた日親は21歳で上洛
「立正治国論」を時の将軍足利義教公に進言、法華信仰をすすめた
為、将軍の怒りに触れて入牢させられるなど数々の迫害を受ける。
中でも真っ赤に焼けた鍋を頭からかぶせられても信念を通したので
「鍋冠日親」と讃えられるようになりました。
日親上人産湯の井戸が現存しています。
日蓮宗が多いのよね。妙宣寺は長光寺の隣だそうですが宗教も同じ派なの?
しだれ桜のあるお寺が多いのね。しだれ桜があるって知って訪れたのですか?
どの木も年季のいった大きな桜の木ですね。
今道を歩いていてもあちこちにきれいな花が
咲いていて心和みますね。
妙宣寺ははっきりと日蓮宗と書いてありましたが長光寺は宗派は何も記されていませんでした。
しだれ桜の年数が経っていて立派な桜ですので以前新聞などでも報道されていたので私も知りました。
京都などのように有名ではないので、観光地化されていないのが良いですね。
桜を愛でて古い伽藍で祈りをささげる時間はとても良いです。
長光寺は大きな立派な樹ですが妙宣寺は沢山の樹があって割合低いので見ごたえが違います。
写真はこちらのほうが撮り易いですね。
門前の言葉は日親の言葉と思います。