戴いたチケットは「アフリカリミックス」於: 六本木森美術館。
「多様化するアフリカの現代美術」というサブタイトルがついています。
六本木アークヒルズ53階に上ると、いきなりアフリカンビートの効いた音楽が
鳴っています。この音楽だけでも心に響きダンスしたくなります。
現代アートという題名のごとく、多くは映像などを使って人に考えさせるようなアートでした。また模索しながら何かを訴えている絵画や彫像などもアフリカらしい色彩豊かなものです。何かが爆発しそうなそんな感じを受けてエネルギーを感じました。一生懸命になっているアーテイストを応援したくなりました。
もう一つはルーヴル美術館展「ギリシャ芸術の至宝展」で、これは上野の東京藝術大学大学美術館で行われています。
ルーブル美術館が保持している紀元前10世紀からの大理石彫刻、石碑、墓碑、陶器など134点の名品を展示してあります。
今回は特に門外不出の「アルルのビーナス像」が見たかったのです。
ミロのビーナスより200年前に製作されています。
1651年に南フランスのアルルで発掘されたのでこの名前がつきました。ルイ14世によりヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」にフランス革命まで据えられルーブル美術館収蔵後は一度も国外に出ることの無かったものです。
紀元前360年製作とは思われ無いほど、美しいものです。発掘後に修復をして手にりんごと鏡を持たせています。
広告の写真が「アルルのヴィーナス」です。
曇天を拭ってくれる二つのアート展でした。
見てきましたか。ルーブルは何時見ても感激します。でも最近は殆ど見ていません。
ミロのビーナスより200年も前に製作されたという「アルルのビーナス像」、見ごたえがあります。りんごと鏡を持たせたのですね。
とうさんが滞在されたエジプトのピラミッドなどは5.000年前に造られたのですね。ギリシャでは約2.000年前のものが多いですがどちらも凄い技術と魂の入った造形物ですね。
どうしてあんなに凄いものが造られたのでしょう?美しいものは何千年経っても美しいですね。