目黒区美術館にて「ベルナール・ビュッフェ展」が本日までですので好きな作家ですので行きました。同時開催の「藤田嗣治ー所蔵作品」も見たかった作品です。
ベルナール・ビュッフェ(1928-1999年)フランスに生まれ。
彼の作品は色調を抑え、深く内面に向かって戦争の悲惨さと
戦後の価値観の変転、精神性の荒廃に対する静かな
抵抗を語っています。
ビュッフェ美術館から門外不出であった大作
「キリストの十字架からの降下」や日本の美術館では初出品の
油彩大作「サーカス」「赤い鳥」
なども見る事が出来ました。
「藤田嗣治」の作品も素晴らしいものばかりで心の栄養
を沢山頂いてきました。
目黒区は「平和都市宣言」をしていて広島で被爆した
樹木の二世を園内に置き啓蒙しています。
美術館を出たら目黒川沿いの桜はまだ綺麗にさいていました
少し葉っぱも出ていますが4Kmに渡っての桜並木は素晴らしい。
今年は長い間お花見が出来ました。
天候のせいでしょう。
寒かったり雨だったり、それでも桜は見事に咲いて
人々を楽しませてくれました。有難う。
抵抗・・深く内面に向かって作品に表れている様子いかばかりかと思いをいたしています。
藤田嗣治の作品も同時に鑑賞出来て、しかも4Kmに渡っての桜並木も見られてハッピーな一日でした。
ビュッフェの絵画は殆ど版画でしか見たことがありませんでしたが、油彩はもっと深みがあって同じようにモノトーン的な色合いでした。
絵画の前に立つと深い精神性を感じます。
直線を使い表現しようとするものをシンプルに描くのです。絵画の前では手を合わせるような気持ちでした。
目黒川の桜並木は行けども行けども続きますので途中で引き返して、目黒の街を散策しました。
目黒川の川沿いに咲く桜はきれいで有名ね。
石神井川沿いに咲く桜もきれいでした。
ビュッフェの絵は好きです。黒い線で描いたような独特なものがあります。
藤田嗣治の作品も見てこられて良かったね。
沢山の絵画などを見て教養が深まっているでしょう。
私は日曜日銀座にカメラの講習会で行ってきました。ソニービルの前に沢山のチュリップが
ありました。
川沿いに川底に向かって枝垂れて咲く桜は壮観ですね。
石神井川沿いの桜は懐かしいです。
それにしても「目黒区の美術館は凄い絵画を展示するものだ」と感心しました。
reireiも諏訪へ行って心の栄養を身につけてこられてよかったのね。