志賀訴訟原告団主催で大飯原発の差止めを求めた京都訴訟の原告団長・竹本修三さん、事務長の吉田明生さんを招いての講演会を開催。
テーマは「地震大国ニッポンで原発再稼働は無理!」
先の5月21日の福井地裁判決を勝ち取った訴訟は福井県内の原告が提訴したもの。
琵琶湖の水甕で暮らす京都の住民が中心になって提訴したのが京都訴訟。
京都訴訟の原告の多くは3.11後、原発の安全神話から目覚め、原発のない社会を目指して立ち上がった人だという。
現在原告は一次、二次提訴合わせて1963人。
現在は3次提訴の原告を募っており、将来的には1万人原告を目指すという。
原告団長の竹本さんは京大名誉教授で、かつては地震予知連絡会委員も務めた地震の専門家。
大学卒業後の初仕事は美浜原発の地質調査だったとのこと。
地震がいつ、どこで起こるかは予測不可能だということを熟知している。
福井訴訟の控訴審が11月5日、名古屋高裁金沢支部でスタートするが、高裁判決前に京都地裁でも差止判決を勝ち取ることが高裁の勝訴につながるといして奮闘している。
原告団事務局長の吉田さんからは、訴訟の経緯や大原告団をまとめていく難しさを聞く。
弁護団に続き、これからは原告団も横のつながりを大切にし、全国的なネットワークを広げていく時代に入る。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます