北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

久々に茗溪会石川支部総会参加

2013-02-17 | 雑感
 土曜日は約10年ぶりに筑波大学の同窓会である茗溪会の石川支部の会合に参加する。
 
 筑波は1973年開学で私は5期生になるが、同窓会は前身の東京教育大学、さらに遡れば明治5年開学の高等師範の卒業生も含めてとなる。ということで石川県内では280人ほどの同窓生がいるそうだ。今回の参加は27人。
 
 筑波は教員養成を目的とした大学ではないが、教育大学からの流れから、茗溪会の会員には教育関係者がかなり多い。小、中、高の現役の先生や金沢大学はじめ各大学の教員、さらには県の教育委員会にも元教育長はじめ要職を務めた方が大勢いる。

 異色なところでは某市で共産党の市議として活躍されている方もいる。

 近年は教育界に限らず、官民様々な分野に同窓生がいるが、今回の参加者も大半が教育界に籍を置いている。
 
 立場や考え方には大きな幅があっても、それを超えて昔話に花を咲かせられるのが同窓会のいいところ。

 ちなみに茗溪というのは教育大があった文京区の茗荷谷に由来するのかといままで思っていたが違うそうで、その前の高等師範があった湯島聖堂の場所に由来するそうな。つまり現在の御茶ノ水のことで、茗溪の水といえば神田川のことになる。

 ところでこの湯島聖堂には「日本の学校教育発祥の地」の掲示があるとのこと。
 発祥の地はその通りかもしれないが、教え子を戦場に送ってきた戦前の高等師範の歴史に対する反省はあるのかという指摘も当然ながら存在する。
 戦後の教育界にも大きな影響を与えてきたが、その責任はいかに・・・。
 さらには新構想大学として移転・新設された筑波大学が、その後の大学改革に与えた影響(悪影響)は・・・
 

 

 


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