ブログ仙岩

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震災後今になってストレスが増加している

2013-09-02 10:19:33 | 日記
昨夜のテレビで、過去に「ブログ仙岩」に載せた「津波で6人家族を失った」南相馬市の今田芳槙(47)さんの墓参の姿が映し出されていた。お元気な姿で安心はしたが表面に出さないストレスがあるだろうと推察する。

南三陸町の60代男性は、昨年の7月夜中に息苦しくなり飛び起きると、見えるすべてが凶器に見えて仮設住宅から外に出たという。医者からパニック症候群と診断され今も薬は手放せない。すすめられたカラオケでは、妻と母を亡くして俺ばかり楽しんでいいのかと罪悪感でマイクは握れないという。このように、女性より男性がより多くストレスを抱えるのが現実。

また、震災の時妊娠していた母親のストレスが幼児に現れ、福島県の県北に多く発生しているという。

ストレス(stress)は本来、物理的圧力からくる歪みで物理学用語であったが、カナダの医学者セリエが生理学用語として使用、心理的反応にも使われだしたもの。一般に、環境からの刺激をストレス原といい、それ以外、ストレスの持続でストレス性障害が生じ、胃潰瘍、糖尿病やパニックなどの精神障害、非行犯罪などと今になって現れるのである。どうすれば解消できるか次回を!