ブログ仙岩

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大治朋子の対テロ戦争で勝てないアメリカ

2013-09-28 04:50:51 | 日記
圧倒的優位にあるはずの米軍が弱者に翻弄される。衛星通信を使った無人爆撃機やロボットなどハイテク技術を追求するが、市民の犠牲は増え続け反米感情は高まる。負のスパイラルに落ちたオバマの戦争から従軍取材で爆弾攻撃でも生き延びた気鋭の毎日記者が現場取材から、その実像を解き明かすもので、本当の記事を書けば、インタビューに何度も応じてくるという。

米国が莫大な戦費と人命をかけて続けたイラクやアフガニスタンにおける「対テロ戦争」は同時多発テロ事件をきっかけに始めた戦争が10年以上経てベトナム戦争をしのぐ最長となり、両国では今なおテロ戦争による市民の犠牲が絶えない。

日本は軍事的後方支援から復興支援にと2012年までに、総合支援約40億ドルにものぼる。
しかし、米国内での帰還兵には見えない傷がある。太陽の光がまぶしく、頭痛やめまいそして疲れやすいなどいろいろな症状が出る。親は本当にPTSDだけなのかと納得いかないという。しかし、記者はIED(10ドル爆弾)による武装勢力の攻撃でTBI(外傷性脳損傷)発症する原因追究で、超音速の爆風と米軍のハイテク装備がぶつかり合う新しい損傷でテロとの戦いで見えない傷病と突き止めた。次回に続く。