ブログ仙岩

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心的外傷後ストレス障害(PTSD)

2013-09-05 09:11:31 | 日記
Posttraumatic stress disorderについて過去にも触れている。危うく死ぬかまたは重症を負う出来事の後に起こる心に加えられた衝撃的な傷が元になるもので、仮設の殆んどの方が地震と津波、原発の恐怖を体験している。
このような自然災害、事故や火災などの人的災害、虐待や強姦、家庭内暴力などの犯罪の三種類がある。

障害が1ヶ月以上続くものPTSD、1ヶ月以内のものをASD(急性ストレス障害)として区別する。
2年半過ぎようとしている今の心的障害はPTSDであり、精神的不安定による不眠、トラウマによる障害などの回避、事件事故の追体験として現れている。
即ち、無力感、刺激の回避、悪夢やフラッシュバック(思い出し)、睡眠障害などと現れるもの。

この解消には、トラウマ体験をしないように抑え付けるのでなくまた、夢物語とせず、実際の体験を受け入れ自分から体験談ができるように仕向けることであり、医療機関で薬物療法もある。

私の体験は地震で足の踏み場もない家具の崩れで、とりあえず冷蔵庫のドアーを閉めて音を止め、ブレーカーを切り防寒具を身に着けて、携帯持参で、裏山に避難、少しの屋根が見える道の駅の前を津波で流される車を見て、津波が引けて四倉高体育館に避難、翌日原発で高坂小に避難、翌日泉民家に避難、2日後水戸親戚へ、約1か月避難で帰宅、カメラで被災地撮影、記録はしてもブログやHPに災害の様子を発表したのは半年後であった。その後ゴーという物音で体が揺れる錯覚が1年近く続いた。