2010年1年4日(月) 今日から、弁当も仕事もスタートする。会社の方は既に、二日に出たが、弁当は今日からとなる。台所に立つ前、入り口にて一礼し気を引き締めた。
道場に入るような心境と云えば大仰かもしれないが、新鮮な気持ちにはなった。
とは言いながらも、正月開けで特に食べたい食材もなければ、目出度い料理を作る気にもならず、残り物や作り置きで手軽な弁当にした。
マグロとシメジのバター蒸し焼き、人参とピーマン・自然嬢の細切り炒め、作り置きの「蓮根・牛蒡・人参と牛肉のキンピラ風炒め煮」これに信州産「花豆煮」となった。
それに、今日は家人とK君の三人前だけの用意で済む。淋しい限りではあるが・・・。自分のご飯の上に、K君のオニギリの残り具、昆布佃煮やシラスを乗せた。
かくして、今年も弁当人生がスタートした。
初詣
昨日の正月三日、家人と初詣に出かけた。本来であれば、鎌倉鶴ヶ丘八幡宮か三島大社辺りへ出かけたいところである。が、家人が訪問看護事業を開設以来、一緒での遠出は殆どない。
そんなことで、近場の「等々力不動尊」となった。等々力渓谷沿いといえば、中々の処と思いそうだが、目黒通りを直進し、環状八号線を抜けた直ぐの処にある。
等々力は、我があばら家から乗り換えを含め電車を使えば15分も要しない距離。何度か散歩がてらに歩いて行ったことがる。等々力渓谷は、やせ細った渓谷となってはいるが、都会には珍しい野趣を残しており、多摩川が控えた地。今、寺域は大きくはないが、佇まいが善く中々のものである。
寺域を望む 境内
ここ、等々力不動は「役の行者、弘法大師」にも縁が深いと記され行者修行の祠がある。寺の裏、渓谷沿いには滝があり、かっては修行の場として名を馳せたとか。線香の煙が立ち込める境内から本殿へと参る。
弘法大師を祀る 渓谷へ下りる石段 瀧二条(小便ではない)
参拝の後、渓谷に下り短い散歩をする。人出も少なく、静かな正月のひと時を過す。
尾山台駅に向う帰路、フランス菓子で名が知られている「オーボンヴュータン」にて焼菓子を買って帰宅した。