1/26(火) 昨夜は珍しく二次会へと流れた。久し振りに顔だす、銀座の小さなBAR。処が客は私達だけ。誰か入ってくれば引き上げるつもりが、店仕舞いの時間まで誰も来ない。憚りなく大騒ぎをし、意味不明な与太話で顰蹙を買ったことであろう。
そんな分けで、終電前のメトロに乗りヨタヨタとしながらのご帰還となった。今朝の体調は最悪。家人は、弁当は止めたらと云うが、そうはいかぬ。家での唯一の仕事をこなした。
今日のメニュー、牛カルビの焼肉に人参・椎茸・エノキを付き合せにする。これに、小松菜の卵とじ炒め。冷凍のシューマイと半熟茹で卵。以上で何とか、四人前の弁当を仕上げた。
那覇にて
23日、土曜日の那覇は風が強い曇り空。とはいっても沖縄、東京のようなことはない。夕方、ホテルにチェックインし、小僧と晩飯の場所を検討する。
取敢えず、公設市場を覗くことにした。私は、何処の町へ行っても市場を覗く。その国の、その町の産物を見るのが楽しみ、愉しい。
公設市場へと歩く道すがら、レストランなどを品定め。ここが良いか、あそこが良いかとそぞろ歩く。
市場は8時頃までやっているとか、沖縄らしい極彩色の魚や貝、加工品が並ぶのを見ると楽しくなってきた。何と、あの「椰子カニ」があるではないか。これは、是非小僧に食べさせたかった。これでこそ、沖縄に来た甲斐が有ると云うもの。
二十年前の、椰子カニ捕りの約束は果たせないが、食べることはできる。市場の二階が食堂街。市場で買った魚介類はここに持ち込んで調理をしてもらうシステムとか。レストランでの食事は取り止めた。
市場をひと回りした後、カザミカニと椰子カニを仕入れて二階へと案内してもらう。炒め物と味噌汁、椰子~君は、茹でるようだ。成仏する前に記念撮影をした。
市場の魚陳列台 椰子カニ
オリオンビールを飲みながら、暫し待つ。待つ間のツマミは島ラッキョウ、魚の餡かけを注文。
先ずは、カザミカニの炒めと味噌汁が大きな器で登場。タイでよく食べた「カニのカレー炒め」の方が美味いぜ、なんてことを云いながら食す。
真打の椰子カニが登場。厳かに登場と言いたいところだが、財布の中と相談して小ぶりのカニを注文した。ちんまりと登場と云うところか。
余り食べるところがない、味は?こんなもんだろうと、小僧も納得か。
二十年目待った、程の感激はなかったようだが・・・。
食事の後、裏通りをぶらついていると「三線」の製造販売の小体な店があり、覗かせてもらう。
三線工房「いーばる」のご主人:上原正男さんに話を聞く。最近は、本土の人が三線を始め、高級品はそちらからの注文が多いとか。値段の多寡は、蛇皮ではなく棹の材質によるとか云々。快く話をしてくださった。
伝統工芸師:上原さん 店内
国際通りをホテルへ向う道すがら、改めて感じたのが土産物店の多さ。観光と基地が、この国を支えているのか・・・。