オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

雨の日曜日に

2010-05-23 | Weblog
5/23(日)朝から雨となった。二日ほど暑かった所為か、今日のしっとりとした雨が潤いをくれたような気持にさす。

午後遅く会社に出て、二週間ぶりにトイレの掃除。スタッフは、Kが作業をしている。遅れてマイペースのAが出社してきた。今日も泊まりのつもりかな?


昨日、佐賀から若者が上京した。内閣府が企画するイギリスへの短期研修に応募し、その面接があるとか。
彼は一昨年の今頃、中国河南省新郷市の体育大学に、野球のコーチとして青年海外協力隊から派遣されていた。

我々の『地球市民の会 東京』が、IT企業の野球チームから古くなった野球道具を途上国に寄贈するプログラムを依頼され、その寄贈先として彼のことを知り、野球度具を受け入れて貰った。と、云う経緯があった。

彼、岩永君は、昨春任務を終えて故郷の佐賀に帰国した。そして縁を得て、我々の母体である「地球市民の会」(佐賀市高木町)に、山間地域活性化プログラムのコーディネータとして採用された。

大学まで野球一筋で過し、その技術を活かして社会人経験がないままに青年海外協力隊員として中国に渡ったそうな。そして、帰国後の仕事がNPO法人のコーディネータとして、未知の村落に入り、その活性化のお手伝いをすると云うものである。

人生経験、ましてや社会人としての経験が浅い彼にとって、中々辛いものがあるに違いないが…。
ただ、彼には若さと情熱と云う、何ものにも変えがたいものがある。協力隊への参加、地球市民の会への参加も「人とのコミニュケーションを、未知を知りたい」と云う思いだったようだ。

焼酎を飲みながら、彼は、少年の頃に父から言われた「失敗することを怖がってはだめだ」ということが少し分かってきた云う。『そうなんだよ、失敗から学ぶ事が一番大きいよ』と、私も思う。

沢山の汗を流し、恥を掻き・冷や汗を流し、出会う人たちから沢山のことを吸収すること。サラリーマンをしている何倍も出会う人の数も多く、多様な人たちに出会える。こんな凄いことはないんだから…。

五年後、十年後の彼の姿を見るのが愉しみである。(それまで、こっちが生きていればだが…)
コメント
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