6/3(木)今日も払暁からMixの鳴き声で目覚める。今朝は、早くから弁当準備に入るつもりだったのでMixを責める気はしない。とは云いながらも眠い。
帰省した成果で、野菜や冷凍物が山のように着いた。安いものばかりで、宅配代金の方が高くつく位だが、郷里でなければ入手しづらい昔の味がある。
その一つが、破竹の筍。こいつは、煮てお菜にしてもいいが、何と言っても柚酢を使った土佐風「筍寿し」にするのが一番である。勿論田舎でも食してきたが、食いしん坊オヤジとすれば自分で作ることに限る。
悪い事に生協からの定期配送と重なり、冷凍庫・冷蔵室が満杯となった。破竹は田舎で下茹でし、冷凍にしておいた。先ずは、これを今日の弁当用にして「筍寿し」を作ることとした。
酢は勿論、安芸市の山里にて従兄弟が作る柚の「てまいら酢」である。筍を味付けして煮る。ご飯を硬めに五合炊く。生姜・大葉のみじん切りと胡麻を使うだけ。筍にご飯を詰めれば出来上がり。
仕上がりは、こんな感じ
至ってシンプルではあるが、微妙な味付けがポイント。満足する仕上がりには・・・である。今思えば、ご飯を炊くときに昆布と塩を入れるのを忘れていた。
他の菜は、大根・インゲンと鶏肉の煮付け、グリンピースの煮豆である。何れも味付けが濃い。血圧、大丈夫かな~と言いたいが、ご心配なく至って正常値。の、はずである。
やはり安芸産の鯵の開きも、冷凍庫に居場所を見つけられず焼いたが、一枚が手付かず。この身をほぐして、酢飯の残りと混ぜ合わせた「いよ(魚)飯」にする。鯵の身の旨味と相俟って、これが絶品。K君と私の弁当に少し入れる。
かくして、今朝も三人前。「破竹筍寿し弁当」が完成した。