2/5(土) 昨夜、以前に勤務した横須賀で単身赴任者用の寮にいたメンバーとの懇親会が銀座の阿波料理店であった。
寮の隣でお世話になっていた「寿し兼飲み屋」の『埼玉屋』のご夫妻を囲む趣旨でもあったが、ご夫妻の都合が付かず(と言うよりは、遠方でもあり)近場に居るメンバーだけでささやかに一杯となった。
店の名前は「阿波おどり」である。徳島の産品を供し、二回の阿波踊りのショーがある。安い店なので大した料理が出るわけではないが「阿波踊り」が目玉。踊り子達は、東京では歴史と伝統を誇る高円寺の連が日替わりで出演しているとのこと。
出演者は鳴り物や踊り手で総勢10名ぐらいか。ショータイムになると賑やかに狭い通路や、宴席の間を練り歩く。そして、客の飛び入りを誘う。同行の一人は徳島出身で踊り名人、出演者とは旧知とのことである。我々のメンバーも、何人かが誘いに乗って踊った。
残念ながら私の趣味とは合わないので、見物だけ。違うアワ踊りなら、関心がないわけでもないが等と、居座っているMと囁きあう始末。不謹慎な見物者であった。
飲み放題&料理セットの料金なので、別料理を頼まなければ懐が傷む程の額ではない。大きな店だが、金曜夜は、予約を入れておかないと入れないとか。阿波踊り好きは、試しに覗いて見るのも一興かも・・・。
雛人形
土曜日の午前は「お雛様」の飾り付けに駆りだされた。先日帰省した折、長女からの依頼で彼女の為に家人が作った(一部であるが)雛人形を田舎から送った。
凡そ30年前となるか、長女の初節句のために雛人形を用意し、私の実家に飾った。その雛人形を、今度は自分に娘が生まれたことから飾ると云う。田舎の押し入れに仕舞ってあった人形が、三十年振りに東京で陽の目をみることとなった。
ひと騒動しながら飾り付けを終たお雛様を見ながら、長女に云ったのは「この子が大きくなって、女の子が生まれたら又このお雛様を飾るといいね」であった。
七段飾りの木目込み人形。顔は米州作、ボディは木目込み人形の教室に通っていた家人が、先生に応援して貰いながら作った労作である。
大事に扱えば100年ぐらいは持つだろうが・・・とは云いながら、昨秋生まれたこの子に子供が生まれる頃は、こっちが存在していなかろう・・・。
さて、用も終わったし、今夜は昨日K大兄から届いた泡盛の古酒「百浦添」でも飲みながら、野菜鍋をつつくか・・・。