2/24(木) さて、今日は何を作ろうかとまたしても悩む!以前のように前夜からメニューが定まると楽だが、パターン化してきたので余り考えない。とはいっても、朝を向えると悩む。
相当に惚けが進行した、脳の活性化にはいいかしれん。先ず考えよ、そして為せ・・・なんちゃって。
悩んだ末に浮んだのがタイトルの「ピーマンの肉詰め」であった。そして「エビと茸の炒め物」であった。
今日の食材
先ず、ピーマン6個を取り出してヘタの部分に穴を開けスプーンで中のタネを掻き出す。詰め物にする挽肉とタマネギ・シメジを刻んで炒める。つなぎにパン粉を少々。味付けは塩・胡椒と中華スープの元を少し加えた。出来上がった具をピーマンに詰め、フライパンでピーマンの外側を焼き、電子レンジで1分程加熱して完成。
中々美しい仕上がり
エビは小口切りにして炒め、シメジ・マイタケ・エノキを加える。茸に火を通す意味もあり、白ワインの残りを少し入れてみたが・・・。スナップエンドウが残っていたので、これも一緒に炒める。(ピーマンと同じ色合い、何の意味もないと後から反省)
最後に定番、卵焼きを作って今日の弁当が完成となった。食べ易いようにピーマン肉詰めは半分にカットし、ジャコ佃煮をご飯に乗せて、何時もどおりの三人分である。
「「あ・り・さ・ん・歩」
昨日は、築地から人形町へと宵闇迫る頃に歩いて帰社(3駅分:40分)。築地では、友人のTV番組制作会社の役員をしているHに会い、前日に相談を受けたドキュメンタリー番組について意見を聞かせてもらうつもりであった。4月からの新番組みに向けた企画会議とやらで結局合えず仕舞い。後で、電話にて話を済ませた。
折角築地にまで来たので、築地に事務所を構えるTに連絡を入れてお茶する。最近の情勢など雑談、暖かくなれば沼津の友人を訪ねる相談などし、さ・ん・歩での帰社であった。
閑話休題
7月が決算の当社は1月末で上半期が終了した(収支状況は敢えて云わない、云わずもなか、か)。そんなことから、スタッフとの定例の個人面談なるものを先週から始めている。
昨日の終業後、4階のフロア-を任せているSと面談を兼ねた意見交換。社外にて一杯、更に一杯と重ねながら話をした。都合7杯ほどで酔い加減となり切り上げた。
地元の駅前を出、我が家まで残り110歩の処で『古本ギャラリー』BAR「ひらいし」のカウンターを窓越に覗く。と、奥に一人だけしか姿がない。ついフラリと入る。一杯500円の赤ワインを啜る(此処の飲物は全て500円)
店主の”ひげ”オヤジは、芝居の打上とかで不在。今日の店長とかが切り盛りをしていた。私は初見である。お互い閑にあかせて、ポツリ・ポツリと話をする。BGMは松山千春が唄う美空ひばりの歌。
「何だか、千春の歌うひばりはノッタリしてるね~、味わいが無い。高音を伸ばして唄えばいいってもんじゃない」等、酔っ払いオヤジは煩いのだ。挙句、ワインはもう少し渋みが有るほうが良い。「俺なんか何時もは、一杯300円のチョップクだぜ」などと余計なことまで喋る。
酔っ払いを相手にしながらも、今夜の店長「三五十五」さんは愛想が好い。好きな喰い物はオムライスだと言うと、今度作りますよと云う。料理は得意だとか・・・。となれば、こっちも一家言・・・。色々と話をしていると、歌が好きで芸人になったそうで、芸名を言い、出版した本・CDなどを取り出してきた。
本日の店長:三五十五さん
若い頃は地方廻り・前座とやったが、グループで売れた時期があった云う。海外講演でヨーロッパ・オーストラリアなども回ったようだ。グループの名は『電撃ネットワーク』というそうだ。
知っている人は、知っているらしい。私はそっちの方面は全く疎いので「知らんネ~」とつれない。芸の方は兎も角、今度機会をみて「オムライス」は食したい・・・。苦労人の所為か、中々愉しい人であった。
カウンター奥より入り口を望む
この店「古本GALLERY673 ひらいし」の面白いところは、店長が日替わり、本に囲まれて一杯500円で酒を楽しめるところにある。本好き人間には堪りません。一見の価値有り。