2/23(水) 本日は鶏肉と豚小間で弁当作り。鶏肉をどう調理するか、これで暫し悩む。おおいに悩んむ。仕事ではこれほど悩むことはないのに、たかだか鶏肉の料理法でここまで悩むとは・・・。それだけ弁当作りのウエイトが重いと云うことか?
鶏は阿波鳥、値段はしれたものだが、焼く、炒める、煮る、このバリエーションの中で付き合せに使う材料、和風・中華風・イタリアン風etcあるが、私の技は知れている。それに弁当にマッチングした加工(汁が出ない、他のお菜とのバランス)にしなければならぬ。
あれこれと考えるが堂々巡りをし、結局は何時もの煮付け風に落ち着いた。大根と油揚げが入った、お婆ちゃんの煮物風と云うべき代物。鶏皮を別に切り分けてカラット炒めてみた。
他には、豚小間のエンドウ巻き(インゲン・アスパラの在庫切れ)焼き、レタスとシメジのオリーブオイル炒め。以上である。
フライパンを三度洗い代えて、煮る・炒める・茹でるで、何時もの三人分の弁当が完成した。
余談ながら
昨日の昼に打ち合わせに出かけた案件は、映像企画についてであった。これから三年半ほどに及ぶ日・中の伝統演劇のコラボレーション、各地でのシンポジュウムをドキュメンタリー映像にしたいが・・・の相談であった。
演劇やシンポジュウムの予算は付いているが、映像化については白紙。スポンサー取りと映像企画・概算の、いわば相談であった。確保されている全体予算を揺すって映像予算を生み出すのが手っ取り早いが、そうもいかんようだ。
南京でのユース五輪が最終のパフォーマンスとなるようだが、今時に演劇の映像化で纏まった金を出す処があるか?難問である。
金に関することは、私と宏さんの一番弱いところである。
最近はライター仕事しかやっていない映像演出家の宏さんとしては、是非にもやりたい仕事であろう。まして日・中をまたいでの仕事。創作意欲が掻き立てられて止まないだろう・・・。
予算確保という難題があるが・・・「念ずれば花も咲く」という言葉もある。方策を考えるのみか・・・。
ここ2・3年、映像系のまとまった仕事がない。我が社に無いだけのことならいいが、他所からも良い話は聞こえてこない。今、この業界が一番辛いのかもしれん・・・。