小屋根の雨樋に、スズバチが巣を作っているのに気づきました。
「スズバチの巣は土で固められた二重郭構造」で、「内側に土で固めた数個(3~13)の幼虫室があり、それを上から粗い土で覆って作られてい」るそうです(「福光村・昆虫記」)。
見つけた巣も、最終段階のようで、親蜂が土で上塗りをしているところでした。可哀想ですが、巣を取り外して、中の様子を見てみました。幼室は8室、薄い膜の中で蛹になっているものや蛹になる寸前のものもいました。また、幼虫の餌となるガ?の幼虫がいっぱい詰まった部屋や、寄生蜂らしきものの繭が詰まった部屋もありました。
《スズバチ(巣) 2011/07/14》
《巣を塗りこめるスズバチ 2011/07/15》
《スズバチの巣の接着面 2011/07/15》
《スズバチ(蛹と幼虫) 2011/07/15》
《スズバチの巣(餌の幼虫が入った部屋) 2011/07/15》
《スズバチの巣(寄生蜂?の繭が入った部屋) 2011/07/15》