私のブログの自己紹介欄には、「自然、特に生き物に興味があります。現在は『ふつう』と思われている生き物を記録しておくことが大切と考えています」と書いています。このように考えていながら、ついつい珍しいもの、希少といわれるものなどの方に目が行ってしまいます。
「ふつう」の生きものであっても、できれば「ふつうの生活」の中の劇的な一場面(孵化、幼虫、蛹化、蛹、羽化、摂食、交尾、産卵、被食、死など)を記録できたらいいなとは思います。
雨があがった公園を散歩していると、ツバメシジミが草(名前はわかりません)の葉にとまっていました(休んでいるのでしょうか、配偶相手をさがしているのでしょうか?)。ふだん、よく見かける光景です。ゆっくり翅表を確認しなかったので、雌雄はよくわかりません。
ツバメシジミは、どの図鑑などを見ても、「普通種」「各地にふつう」などと書かれているごく「ふつう」のチョウ目シジミチョウ科の小さなチョウです。「ふつう」といっても、いつでも、どこでも見られるわけではありません。
名前の由来は、後翅にある尾状の突起。翅の表面は雌雄で異なり、♂は青紫色、♀が黒色です。翅の裏面は灰色がかった白色で、後翅には橙色の紋があります。
《草の葉にとまっていたツバメシジミ 2022/07/22》
《草の葉にとまっていたツバメシジミ 2022/07/22》
《草の葉にとまっていたツバメシジミ 2022/07/22》
※ 昨日2022/07/28の早朝、今年初めてエンマコオロギの鳴き声を聞きました。今朝も鳴いていました。