ふと見上げたトチノキの掌状葉の葉裏に、ヘビトンボがとまっていました。トチノキの樹液を吸いにきたのかも知れません(この公園では、近頃、虫たちが集まる樹液を出す木が少なくなりました)。
ヘビトンボは、アミメカゲロウ目(脈翅目)、ヘビトンボ亜目(広翅亜目)、ヘビトンボ科の完全変態をする昆虫で、姿形は似ていますが不完全変態をするトンボの仲間(トンボ亜目)とは系統的には近くありません。
孫太郎虫などと呼ばれ民間薬に利用されてきたという幼虫を見たことはありませんが、成虫は時々見かけます。不用意に捕まえると、大きな顎で噛みついてきます。
《トチノキの葉裏にとまっていたヘビトンボ 2022/08/06》
《トチノキの葉裏にとまっていたヘビトンボ 2022/08/06》
《トチノキの葉裏にとまっていたヘビトンボ 2022/08/06》
※ 市立図書館から8月6日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています)。
1 『ダマして生きのびる虫の擬態』(海野和男・著)
2 『変形菌ー発見と観察を楽しむ自然図鑑ー』(川上新一・解説)
3 『捨てない生きかた』(五木寛之・著)
1は借りるのが二度目の本、そのほかは富山市立図書館の新着図書案内から選んだ新しい本です。