薄暗い林内の下草に、ウスバカゲロウがとまっていました。近づくとフワリフワリと独特の飛び方で飛びたち、また近くの下草にとまります。
ウスバカゲロウは、見かけるとつい「薄馬鹿・下郎(ウスバカ・ゲロウ)」の五文字が思い浮かぶ、私には懐かしい虫です。学生時代におもしろおかしく読んだ北杜夫の『ドクトルマンボウ昆虫記』の影響です。
《ウスバカゲロウ 2017/08/17》
《ウスバカゲロウ 2017/08/17》
※ 北杜夫の小説は高校時代から友人の影響で愛読しましたが、読んだのは『どくとるマンボウ青春記』などもっぱら〝「どくとるマンボウ」シリーズ〟の方で、中学時代に同級生の女子が読書感想文に書いたことで感銘した『楡家の人びと』や『夜と霧の隅で』などを読んだのは、社会人になってからでした…。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます