庭の石の下に、1㎝に満たない灰色の小さな甲虫が潜んでいました。名前がわからないとここで紹介できない(と思い込んでいる)ので、富山県昆虫同好会のNさんのアドバイスをいただき、ゴミムシダマシ科のヒメスナゴミムシダマシとわかりました。「ヒメ」「スナ」「ダマシ」などと形容詞的なものを重ねて命名されており、今更ながら、甲虫類の多様性には驚かされます(姿形の似たような種類がたくさんいて、生兵法では種名がわからないということです)。
※ 写真からその植物や動物の名前を教えてもらうとき(自分で調べるときも同じです)、いつも思うことがあります。似たような種類と区別するためには、その区別点がわかるような写真でないといけないということです。自分でその区別点がわかっていれば、教えてもらわなくても、名前がわかるということになり、結局は写した写真では種類がわからないことになります。何を言いたいのか自分でもわからなくなりましたが、要は、安易に人に教えてもらわずに汗をかいて自分で調べ、同定能力をつけることが必要なのだと…。わかっていても、前に教えてもらったことを何度も尋ねてしまい、毎回、申し訳なく思います。
《ヒメスナゴミムシダマシ 2013/04/23》