車を車庫に入れているとき、窓からハナムグリの仲間が飛び込んできました。頭楯の先が反り返らず直線状に見えるので、シラホシハナムグリではないかと思っています。
《シラホシハナムグリ 2011/07/13》
車を車庫に入れているとき、窓からハナムグリの仲間が飛び込んできました。頭楯の先が反り返らず直線状に見えるので、シラホシハナムグリではないかと思っています。
《シラホシハナムグリ 2011/07/13》
自宅周辺で最もふつうに見かけるアシナガバチの仲間は、フタモンアシナガバチです。連日30℃を超える猛暑が続いていますが、いたるところでフタモンアシナガバチを見かけます。
《フタモンアシナガバチ 2011/07/15》
イチモンジセセリは、渡りをする蝶として有名です。夏から秋にかけて見かけることが多くなってきますが、今年は7月12日に初めて見ました。
イチモンジセセリ幼虫の食草は、イネ科やカヤツリグサ科の植物で、イネの害虫でもあります。
《イチモンジセセリ 2011/07/12》
樹木園に出かけると、比較的高い確率でカモシカに出会います。
今回の出会いは、梅雨明け後の連日の暑さに参ったのか、水浴びしているところでした。
《カモシカ 2011/07/12》
ヒロヘリアオイラガの若齢幼虫が、並んでサンシュユの葉を食べていました。庭木や公園の樹木などについている繭の数をみていると、最近はイラガよりヒロヘリアオイラガの方がずっと多いように思います。
富山県では、1997年に初めて成虫が採集されたそうです(山中浩1999)。
《ヒロヘリアオイラガ 2011/07/12》
富山市営農サポートセンターで見かけ、写真に撮れたトンボのパート5。
モノサシトンボは、大型のイトトンボで、腹部に物差しのような白い斑紋があります。
《モノサシトンボ 2011/07/06》
富山市営農サポートセンターで見かけ、写真に撮れたトンボのパート4。
コシアキトンボは、黒色で、腹部に黄白色の斑紋が特徴の中型のトンボです。開けた所より、周囲を樹木で囲まれた環境を好むようです。
《コシアキトンボ 2011/07/08》
シオカラトンボは、私たちに最も身近なトンボの一つで、市街地のかなり劣悪な環境でも見られます(『富山県のトンボ』(2004))。
今回シオカラトンボを見た場所も、水田が点在する郊外の住宅地ですが、付近に発生に適した環境がある場所ではありません。
《シオカラトンボ 2011/07/08》
コガタノミズアブは、黄緑と黒の縞模様が特徴的なミズアブ科の昆虫です。池のそばで見かけました。
《コガタノミズアブ 2011/07/05》
富山市営農サポートセンターで、7月5日にニイニイゼミの鳴き声を聞きました。羽化殻も探しましたが、やっとのことで1個を見つけただけでした。セミは、羽化して数日後から鳴くようになる(『セミの自然誌』(中尾舜一)』)ので、鳴き声が聞こえ始めたら、ある程度の羽化殻があると思ったのですが。
なお、今年初めてニイニイゼミの鳴き声を聞いたのは、頼成の森で7月3日でした。自宅周辺では、まだ鳴き声が聞こえません。
《ニイニイゼミ♂ 2011/07/06》
《ニイニイゼミ(羽化殻) 2011/07/06》
富山市営農サポートセンターで見かけ、写真に撮れたトンボのパート3。
クロスジギンヤンマが植物の組織内に産卵していました。クロスジギンヤンマは、周囲に樹林のある池沼を好む傾向がある(『富山県のトンボ(2004)』)そうです。この池では、ギンヤンマも飛んでいます。
《クロスジギンヤンマ 2011/07/06》
富山市営農サポートセンターで見かけ、写真に撮れたトンボのパート2。
ヨツボシトンボは、富山県下に広く生息し、個体数も多い(『富山県のトンボ(2004)』)そうです。
《ヨツボシトンボ 2011/07/05》
樹林の中のそれほど大きくない池に、何匹かのチョウトンボが飛んでいました。産卵している♀もいました。
チョウトンボは、『レッドデータブックとやま(2002年)』では、「近年産地、個体数ともに激減している」として「希少種」に選定されていますが、個体数は増えつつあるような印象を受けます。
《チョウトンボ 2011/07/05》
公園の中の敷き砂利をした歩道で、ツマグロヒョウモンがさかんに産卵していました。
ツマグロヒョウモンは、富山県でも最近になって定着し、増えてきたチョウで、「富山県の昆虫(1979)」でも『偶産種』と考えられていました。
《ツマグロヒョウモン 2011/06/30》
庭の草むしりをしていて、ハッカハムシに出会いました。
ハッカハムシはハムシとしては大きめで、ハッカの仲間を食べるそうです。ミント類が植えてあるので、そこに来ていたのかも知れません。
《ハッカハムシ 2011/07/02》