好曲好盤探訪

名曲か、名盤か、というより、個人的好みで好きな曲の好きな演奏との出会いを求めてボチボチと。同じような方の参考になれば

ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」 ヨッフム/バイエルン放送響

2015-08-04 22:25:06 | ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」
ベートーヴェン
交響曲第5番「運命」

指揮…ヨッフム
演奏…バイエルン放送響
好み度…3.5(5点満点)

悪くないんだけど、低弦があまり響いてこないせいなのか何なのか(金管もトランペットがどこか浮きあがってる感もある)、
どこかどっしり落ち着ききれていない印象を受ける。
もしかしたらバイエルンの明るい響きのせいか?
運命の動機も荘厳に響いているようでもうひとつくるものがないというか。
その後も結構鳴っているようでどこか軽い。
第2楽章は落ち着いてそれなりによい響き。
終楽章も決して悪くないが、特に特別な雰囲気なり何かがあるかというと、いろんな盤がある中、あえてこの盤に手を伸ばすだけのものまでは感じない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サン=サーンス ヴァイオリン協奏曲第2番 ヘルシャー/デルヴォー/ニューフィルハーモニア管

2015-08-04 22:15:20 | サン=サーンス
サン=サーンス
ヴァイオリン協奏曲第2番

ヴァイオリン…ヘルシャー
指揮…デルヴォー
演奏…ニューフィルハーモニア管弦楽団
好み度…5(5点満点)

この曲、私は名旋律に満ちた名曲だと思う。
第1楽章では、冒頭からそうだが明るく張りのある旋律とオーケストレーションが心地よく(特にこの曲では開放感のある金管の使い方が心地よい)、
第2楽章の一転、ハープに乗って奏される哀愁を帯びた調べや途中の狂おしいばかりの調べもサン=サーンスならではというかヴァイオリンならではというか、なかなか他にはないものだし、
第3楽章は第1楽章にも増して明るく開放感ある旋律とオーケストレーションが大変心地よい。
この盤では少し力の入ったヴァイオリンがこの若々しい曲に合っているし、オケのふくよかで透明感のある響きが秀逸。
名曲だと思うし、そしてこの盤は名曲だと思うけど他の盤を聴きたいと思わないほどの盤である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする