ベートーヴェン
交響曲第9番「合唱」
指揮…マーク
演奏…パドヴァ・ヴェネート管
アテスティ合唱団 他
好み度…4(5点満点)
第1楽章~第3楽章にかけては、厚みも中くらいで、緊張感、力感、美しさ、深み等、いずれも特筆するような感銘は感じられないように思うが、基本的に穏やかなスタンスの中、ときに美しい響きも聴かせ、特別な感銘はないかもしれないが、何となく味わいも感じる。
終楽章は、オケも少し引き締まって力感を増した感もあり、また、合唱がいい。清らかな力感ある響きを響かせ、特に女声パートが印象的で、聴き慣れた女声は敬虔に、かつ普段前面に出てこない女声を美しく引き出して、美しく広がりのある、新鮮で敬虔なアンサンブルを聴かせている。フィナーレの堂々と謳う合唱の旋律は1音音程を変えていると思われるし、もしかしたらスコアに手を加えているのだろうか。男性パートも不足なく、この盤特有の雰囲気をつくっている。
都響との熱い力漲る1990年のライブ盤(こちらは1994年ライブ)、とは、同じ指揮者と思えないほどに趣は異なる。
交響曲第9番「合唱」
指揮…マーク
演奏…パドヴァ・ヴェネート管
アテスティ合唱団 他
好み度…4(5点満点)
第1楽章~第3楽章にかけては、厚みも中くらいで、緊張感、力感、美しさ、深み等、いずれも特筆するような感銘は感じられないように思うが、基本的に穏やかなスタンスの中、ときに美しい響きも聴かせ、特別な感銘はないかもしれないが、何となく味わいも感じる。
終楽章は、オケも少し引き締まって力感を増した感もあり、また、合唱がいい。清らかな力感ある響きを響かせ、特に女声パートが印象的で、聴き慣れた女声は敬虔に、かつ普段前面に出てこない女声を美しく引き出して、美しく広がりのある、新鮮で敬虔なアンサンブルを聴かせている。フィナーレの堂々と謳う合唱の旋律は1音音程を変えていると思われるし、もしかしたらスコアに手を加えているのだろうか。男性パートも不足なく、この盤特有の雰囲気をつくっている。
都響との熱い力漲る1990年のライブ盤(こちらは1994年ライブ)、とは、同じ指揮者と思えないほどに趣は異なる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます